※この記事は2010年の9月1日にUPした記事ですが、貼り付けた動画がYoutubeから
削除されていたため別の動画に差し替えましたので本日の日付で再度UPしました。


私は本日仕事に就くための面接に向かいました。現地へ向かう電車移動の
時間が長かったためiPODで音楽を聴いていたのですが、目的地到着の
寸前に気合を入れるために聞いたのがこの曲、リッキー・マーティンの
大ヒット曲であるLa Copa De La Vida(ラ・コパ・デ・ラ・ヴィダ)です。
スペイン語は基本的にローマ字読みで発音がOKなので、日本人には英語よりも
親しみやすいと言われていまして、私自身もそう思っております。
Cup Of Lifeという英語バージョンでご存知の方も多いかもしれませんが、
それらのバージョン違いも含めてご紹介します。



La Copa De La Vida(スペイン語バージョン)

普段私が聞いているのはこのバージョン。戦闘意欲を高める(要は気合を入れる)時にほとんど儀式として聞く曲でして、ご存知の方いらっしゃるでしょうがサッカーの1998年フランスW杯の公式テーマソングでした。この曲を聴くと何だか血が騒ぐ思いがするのですが、「(旧約聖書の)カインとアベルのように運命は残酷だ」みたいな表現があり、哲学的な内容もチラホラ感じられる非常に懐の深い曲であります。日本語の歌ではそんな表現は出来ないでしょうね。ちなみにカインとアベルのくだりは「コモ カイン イ アベル」と歌われていて、スペイン語を全くご存じない方でも聞けばそこだけは一発で分かるほど分かりやすいくだりです。


こちらも上記と同じ内容ですが、W杯の名シーンを彷彿させる
内容になっています。



Cup Of Life(英語バージョン)

こちらが英語バージョン。こちらでご存知の方が多いかもしれませんね。
私個人的にはこちらも決して嫌いではありませんが、スペイン語バージョンほどの血の騒ぎみたいなものはどうしても感じません。これはあくまで個人的好み、感性の問題でしょう。ワタクシ個人的にスペイン語大好き人間なのです。言葉の音が
滑らかで、意味が分からなくても聞いていることに苦痛を感じません。英語の場合は意味が全く分からないと苦痛を感じます。それは義務教育として勉強を始め、
テストで点を取ることを強いられた苦い思い出がある英語にはどうしても深層心理で拒否反応があるためでしょう。それに比べれば第二希望だったとはいえ自分の希望で学んだのがスペイン語だったのですから、その違いは非常に大きいものがあります。



せっかくですからもう一曲リッキーの歌を紹介しておきましょう。
Livin La Vida Loca(リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ)というタイトルで、あのひろみ郷が
カバー(アーチッチ、アッチで有名な)した曰くつきの曲。この曲のタイトルについてちょっと解説。Livin=Live inで英語、La Vida(人生) Loca(狂った)=クレイジーライフ、つまりこの歌の主人公はクレイジーな生き様をしているという意味な歌で
あるのですが、このように英語とスペイン語を組み合わせた言葉を
スパングリッシュ(Spanglish)といいます。アメリカ在住のラテンアメリカ系住民で主に話されている言葉であるらしいのですが、そのなかでもこのLivin La Vida Locaは傑作な単語であるのでは?と個人的に思っている言葉です。ではスペイン語
バージョンとスパングリッシュバージョンの2パターンをご堪能あれ。



Livin La Vida Loca(スペイン語バージョン)




Livin La Vida Loca(Spanglishバージョン)

曲のタイトルがスパングリッシュなので、歌自体もスパングリッシュの方が自然に思えます。これに関しては個人的にスパングリッシュバージョンを前面的に支持なワタクシです。


ちなみに郷ひろみがカバーしたバージョンはこちら
GOLDFINGER'99(Livin La Vida Locaを郷ひろみがカバーしたバージョン)



しかも99年の紅白歌合戦での模様です!
しかし...郷ひろみファンにはすいませんが、原曲を知っている者&リッキーファン
として当時「これは無いよなあ...」とか「あれはギャグだよね!」などと同じくリッキーファン同士で語り合ったものです。10年近く経過した今ではこれはこれでアリかも?と思えるようになりましたが...。今にして思えば、非常に美味しいネタであったともいえたのかな?

なんて余談が過ぎましたが、これらリッキーのヒット曲はもう10年以上も前の曲ですが未だに私にとってはリピート率の高いお気に入りの曲。皆様も気合を入れたいとか、渇!を入れたいなどという時に是非ご利用くださいませ。