※この記事は2010年の5月17日にUPした記事ですが、貼り付けた動画がYoutubeから
削除されていたため別の動画に差し替えましたので本日の日付で再度UPしました。


学生時代英語が苦手だった私は、少しでも英語に慣れようと字幕で
映画を観たり、洋楽を聴いたりして多少なりとも努力しました。その甲斐あって
英語が上達したとは言い難いですが、アレルギーは少しなりとも取り除くことが
出来ました。そんな学生時代から愛聴しているのが今回紹介するトリーネ・レイン。
彼女はノルウェー出身ですが、歌っているのは英語です。90年代の半ば頃に
3枚のアルバムをリリースしていてその全てがハイクオリティ!なのですが、
その後の活動がイマイチ伝わっておらず詳細は分かりません。一度ライブを
見たいと学生の頃から数年間ぴあなどでコンサート情報を随分チェックしたの
ですが、それは未だに果たせず仕舞い。現在は活動を再開しているらしいとの
情報もありますが...。いつの日か彼女のライブを見れることを祈りつつ、
代表的な曲を紹介します。



私にとって全ての始まりだったのがこの曲です。トリーネのアルバムジャケットは
非常に定評があり、ジャケ買いという言葉が当時よく言われたそうですが、
私もこのジャケットに惹かれてアルバムを購入してしましました。
中身を聴いたわけでもなかったのに、引き寄せられたというか、不思議な
引力を感じたというか...。実際曲を聴いてみると一発で嵌りました。
その中でもこのTornは印象深い曲。

Natalie ImbrugliaバージョンのTorn

ケビン・コスナー主演の「メッセージ・イン・ア・ボトル」という映画の主題歌として
使われていましたが、その時は別の歌手(Natalie Imbruglia)が歌ってました。
私にとってはトリーネがオリジナルだったので、CMで流れていたのを聴いて非常に
違和感を感じたものです。




「愛しい人よ、私のそばに居て!」日本語にしてしまうと何だか陳腐な響きですが、
ステイ・ウィズ・ミー・ベイベー!というトリーネのシャウトを聴いてると非常に
カッコよく思えるので不思議です。しかしこの動画のトリーネは色っぽいなぁ。
あんな目で見つめられたら、簡単に陥落してしまいそうなワタシです。




3rdアルバムの冒頭をかざるこの曲は出だしが気だるさを
感じさせる感じであったのが、途中からは様相が一変。
「あなたの居ない世界など想像出来ない!」という
歌中の主人公の気持ちがストレートに響いてきます。




最後を飾るのは彼女の代表曲であるJust Missed The Train。
電車に乗り遅れた...要するに機会を逃してしまったという歌ですね。
YouTubeでこの曲を見つけた時、ある人のコメントで

「以前付き合ってた彼の車に乗るとよくかかっていたこの曲。聴いた途端
当時のことがあれこれ思い出されました。時を越える名曲ですね」

といった内容の書き込みがあったのですが、その気持ちが分かるような
気がします。Just Missed The Train...。私にも多少覚えのある
懐かしくも悲しい思い出。そういった過去の思いを自然と思い出させて
くれる名曲だと思います。

アルバム3枚ともAmazon等で入手できるようですので、気に入られた方は是非
手にとってみて下さい。損はさせませんよ。