訪問日時2010年 4月24日(土)
井伊神社と清涼寺の中間点にある龍潭寺(りょうたんじ)。
この看板に書かれているとおり、井伊家発祥の地の
お寺にちなんで創建された、もう一つの井伊家の菩提寺です。
佐和山城跡の地はこの龍潭寺と清涼寺の管理地であるらしく、
「団体で入るときには許可をとるように」といった記載のある
看板もありましたが、私は気楽な一人旅なので、構わず突入。
龍潭寺に入ってすぐに遭遇するのがこの石田三成像。
三成について記載した看板などはありませんでしたが、
「徳川家の時代が終わって井伊家に気兼ねする必要がなくなったので、
地元の有志達によって設置されたのでは?」と思います。
三成が民に慕われていたというのが嘘ではなかった
何よりの証拠といっていいでしょう。
だって三成がこの地の領主だったのはたかだか10数年のこと。
しかも大阪や京都にいることが多くて、実際この地で
統治に当たったのは、関が原の合戦時に佐和山城の守備を
していた三成の父であったはず。
それなのに200年以上井伊家が君臨した後でも、
三成を慕う心が残っているのですよ!
石田三成はもっと評価されてしかるべき人物だと思います。
三成像の周囲は見事な苔の庭園になっています。
更に奥に行くと、見事な枝垂桜が咲いていました。
ハイキングコースの入口前にあった七福神像。弁財天と毘沙門天です。
布袋さん
こうして佐和山城跡ハイキングコースに入れた私は、
その後で結構過酷な道のりに遭遇することになるのですが、
それはTo be continued ということで....。
やっとたどり着いた!佐和山城跡
に続く