追加したため再度本日の日付でUPしました。
風雲児たちの名シーンを適当に繋ぎ合わせてつくられた動画。
雰囲気をしるのにオススメ
ここ数日ブログ未更新でしたが、それは色々と忙しかった
からです。ではなんで忙しかったのか?通常の生活でも
それなりに忙しいのですが、ここ一週間は今回紹介する
超大河ギャグドラマ“風雲児たち”を読みふけっていた
からです。この作品については以下に紹介記事へのリンクを
張っておきましたので、そちらもご参照いただければと
思います。
Wikiでの「風雲児たち」紹介記事
amazonでの「風雲児たち」検索結果
この「風雲児たち」という作品は漫画家みなもと太郎氏の
ライフワークといわれる作品でして、幕末の群像劇を描く
として企画されながらも関ヶ原の戦いから話が始まり、
更に江戸時代のいろんな人物像を描過程で話が
それ以前に遡ったりしまくる非常に特殊な作品です。
更に月刊誌で月に20ページ程度のペースでの連載であった
(今でも掲載誌を変えて連載中こともあり、中々話が
進みません。
三条大橋にある高山彦九郎の銅像 風雲児たちでの高山彦九郎
でも多くの人が知ってる幕末の有名人の話より、
ワタシ個人としては蘭学編の前野良沢とか
尊王思想を語る上で欠かせない高山彦九朗
(京都に銅像があります)、
海国兵談や三国通覧図説等の著書で日本の
国防体制の不備を大いに指摘した林子平などの
人物像に興味を覚えます。
映画おろしや国酔夢譚のワンシーン
あと漂流者としてロシアに保護されてエカテリーナ二世にも
面会したという大黒屋光太夫もこの漫画で知りました。
私が高校生の頃井上靖原作の“おろしや国酔夢譚”という
光太夫を主人公とした作品が緒方拳主演で映画化
されましたが、この“風雲児たち”を読んでなかったら多分
観に行かなかったことでしょう。
他にも田沼意次が先見の明のある政治を行っていたとか、
渡辺崋山の超ビンボぶりだとか、高野長英や佐久間象山の
スーパーゴーマニズム(でもやっぱり天才なんですわ)ぶり、
伊豆韮山代官の江川英竜(現在ではお台場を造った人
として知られる。現存する屋敷は見学可能で、私も数年前
訪れた事あり)の凄腕ぶりと過労死するほどの
オーバーワークぶりなどこの作品を通して知ったことは
数知れず。目から鱗ということが山ほどありました。
この作品はもともとコミックトム(既に廃刊。故横山光輝が
三国志や項羽と劉邦などを連載した雑誌で、掲載作品の
レベルは高かった)というマイナーな存在の雑誌で
連載されていたため知名度が低書店にも置かれることが
ほとんどなかったという不遇の作品でした。
私は横山三国志を熱心に読んでいたため巻末の作品紹介
で“風雲児たち”の存在を知り、古本屋で見かけて
最初の10巻くらいまでを購入したら案の定ハマッて
しまい、その後は年に一冊か2冊出る新刊を
リアルタイムで購入して読んでいました。
作中での竜馬の幼い頃。もうムチャクチャ!
しかし掲載誌の都合もあって30巻で一度完結し、
竜馬を主人公とした続編というのも微妙な作品に
リニューアルしたものの、それも5巻を出した時点で
掲載誌が廃刊。その後リイド社に版元を変えて幕末編
として再スタートし16巻までが刊行。
※2012年1月10日現在では幕末編19巻が最新巻のようです
状況的には安政の大獄ぐらいまで進んでいるものの、
まだまだ完結が見えてこないという長大な作品であります。
実は幕末編に入ってからしばらくご無沙汰していたのですが、
大河ドラマで竜馬伝をやっていることもあって読み返したく
なったために既刊の幕末編以前のリイド社発行ワイド版
全20巻と幕末編の15巻までを新規購入して日に3~4冊
くらいのペースで読み進めていたのがここ一週間くらいの
私の行動でした。そりゃあ他のことをする時間も
無くなるってもんです....。
はっきり言って支離滅裂な作品紹介になってしまいましたが、
それもこの作品が持つパワーが並外れていて上手く言葉で
説明できないのが原因。歴史に少しでも興味があるなら
引き込まれること間違い無しのこの超大作。歴史の教科書
ではそっけない紹介くらいしかされてない人物がでも
血の通った人物として描かれ、特に何度もしつこく登場する
↑プチャーチンです
ロシアのプチャーチンなどは結構お気に入りの
キャラとなってしまいました。この感動を一人でも
多くの人に味わってもらいたい!と思い、
あえて支離滅裂な内容と承知で紹介とさせていただきます。
機会をみて数回に分けて詳細な紹介をしたいと検討中です
ので、期待しないでお待ちいただけたらと思います。
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