※この記事は2010年3月8日にUPしたものですが、画像や動画を
追加したため
再度本日の日付でUPしました。


風雲児たちの名シーンを適当に繋ぎ合わせてつくられた動画。
雰囲気をしるのにオススメ



Vamosの徒然な日々~時事問題から歴史、写真、音楽、漫画、映画までとにかく私が興味をもったことがネタです~

ここ数日ブログ未更新でしたが、それは色々と忙しかった
からです。ではなんで忙しかったのか?通常の生活でも
それなりに忙しいのですが、ここ一週間は今回紹介する
超大河ギャグドラマ“風雲児たち”を読みふけっていた
からです。この作品については以下に紹介記事へのリンクを
張っておきましたので、そちらもご参照いただければと
思います。


Wikiでの「風雲児たち」紹介記事

amazonでの「風雲児たち」検索結果


この「風雲児たち」という作品は漫画家みなもと太郎氏の
ライフワークといわれる作品でして、幕末の群像劇を描く
として企画されながらも関ヶ原の戦いから話が始まり、
更に江戸時代のいろんな人物像を描過程で話が
それ以前に遡ったりしまくる非常に特殊な作品です。
更に月刊誌で月に20ページ程度のペースでの連載であった
(今でも掲載誌を変えて連載中こともあり、中々話が
進みません。


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三条大橋にある高山彦九郎の銅像 風雲児たちでの高山彦九郎


でも多くの人が知ってる幕末の有名人の話より、
ワタシ個人としては蘭学編の前野良沢とか
尊王思想を語る上で欠かせない高山彦九朗
(京都に銅像があります)、
海国兵談や三国通覧図説等の著書で日本の
国防体制の不備を大いに指摘した林子平などの
人物像に興味を覚えます。


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映画おろしや国酔夢譚のワンシーン

あと漂流者としてロシアに保護されてエカテリーナ二世にも
面会したという大黒屋光太夫もこの漫画で知りました。
私が高校生の頃井上靖原作の“おろしや国酔夢譚”という
光太夫を主人公とした作品が緒方拳主演で映画化
されましたが、この“風雲児たち”を読んでなかったら多分
観に行かなかったことでしょう。


他にも田沼意次が先見の明のある政治を行っていたとか、
渡辺崋山の超ビンボぶりだとか、高野長英や佐久間象山の
スーパーゴーマニズム(でもやっぱり天才なんですわ)ぶり、
伊豆韮山代官の江川英竜(現在ではお台場を造った人
として知られる。現存する屋敷は見学可能で、私も数年前
訪れた事あり)の凄腕ぶりと過労死するほどの
オーバーワークぶりなどこの作品を通して知ったことは
数知れず。目から鱗ということが山ほどありました。


この作品はもともとコミックトム(既に廃刊。故横山光輝が
三国志や項羽と劉邦などを連載した雑誌で、掲載作品の
レベルは高かった)というマイナーな存在の雑誌で
連載されていたため知名度が低書店にも置かれることが
ほとんどなかったという不遇の作品でした。
私は横山三国志を熱心に読んでいたため巻末の作品紹介
で“風雲児たち”の存在を知り、古本屋で見かけて
最初の10巻くらいまでを購入したら案の定ハマッて
しまい、その後は年に一冊か2冊出る新刊を
リアルタイムで購入して読んでいました。


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作中での竜馬の幼い頃。もうムチャクチャ!

しかし掲載誌の都合もあって30巻で一度完結し、
竜馬を主人公とした続編というのも微妙な作品に
リニューアルしたものの、それも5巻を出した時点で
掲載誌が廃刊。その後リイド社に版元を変えて幕末編
として再スタートし16巻までが刊行。

※2012年1月10日現在では幕末編19巻が最新巻のようです

状況的には安政の大獄ぐらいまで進んでいるものの、
まだまだ完結が見えてこないという長大な作品であります。
実は幕末編に入ってからしばらくご無沙汰していたのですが、
大河ドラマで竜馬伝をやっていることもあって読み返したく
なったために既刊の幕末編以前のリイド社発行ワイド版
全20巻と幕末編の15巻までを新規購入して日に3~4冊
くらいのペースで読み進めていたのがここ一週間くらいの
私の行動でした。そりゃあ他のことをする時間も
無くなるってもんです....。


はっきり言って支離滅裂な作品紹介になってしまいましたが、
それもこの作品が持つパワーが並外れていて上手く言葉で
説明できないのが原因。歴史に少しでも興味があるなら
引き込まれること間違い無しのこの超大作。歴史の教科書
ではそっけない紹介くらいしかされてない人物がでも
血の通った人物として描かれ、特に何度もしつこく登場する


Vamosの徒然な日々~時事問題から歴史、写真、音楽、漫画、映画までとにかく私が興味をもったことがネタです~
↑プチャーチンです

ロシアのプチャーチンなどは結構お気に入りの
キャラとなってしまいました。この感動を一人でも
多くの人に味わってもらいたい!と思い、
あえて支離滅裂な内容と承知で紹介とさせていただきます。
機会をみて数回に分けて詳細な紹介をしたいと検討中です
ので、期待しないでお待ちいただけたらと思います。



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