掲載した写真の撮影日 2009年11月19日(木)
知恩院の記事をもって一応の完結をみた京都旅日記ですが、この記事をUPしている
際にあることに気付いた私。それは自分のブログページ内で貼り付けられている写真の
サイズが小さいということ。オリジナルのデータが結構大きな画像であるため、デフォルト
(最初から設定でカスタマイズしてない状態)の設定では縮小しての貼り付けになっていたので、
ブログ記事上では写真が小さく、クリックすると拡大するという状態がずっと続いており、
正直見栄えが悪いとかねがね思ってました。
しかしこのブログの読者となっていただいてて私が写真の師匠と勝手に仰いでいる
京都のkazuさんのページなどは大きなサイズの画像が記事内に貼り付けてあるので、
「どうやるんだろう?」と気になり色々試してみたら、あることに気付きました。
それは画像フォルダの画面からではオリジナルの状態の画像データの公開などのカスタマイズ
が出来ないのに対し、記事の執筆モードの画像というアイコンをクリックして出てくる画像貼り付け
画面ではそれらのカスタマイズが出来るということ。それが判明してからの記事は写真データを
画像ソフトでサイズ変更して小さくし、それをオリジナルの状態で貼り付けるという手法に切換えました。
そんなこんなで京都旅日記の画像を全て入れ替えようと思いましたが、滝口寺のページを
試験的にやっただけで時間がかかりすぎてリタイア。代わりにこうして総集編をやって
済ませようと考えたのがこの2009年秋の京都旅行総集編の始まりでした。
それでは見やすくアレンジした私の京都旅行の模様をご堪能ください。
豊国神社&方広寺編
まずは旅の始まりの豊国神社&方広寺から。
関東では太閤秀吉の足跡って後北條氏征伐時の小田原周辺くらいにしか残ってませんが、
上方では多く残っているもんです。ここもその1つですが、秀吉のトレードマークの瓢箪が
たーくさん吊るされてますね。
それに神社の唐門も派手です。流石は成り上がりの派手好き太閤の面目躍如です。
こちらは豊国神社と隣接している方広寺の曰くありありの鐘。
そう、「国家安康 君臣豊楽」の文字が刻まれた鐘です。これを見ただけで、大河ドラマ
天地人で家康が「これで戦の口実が出来た」と大はしゃぎしていた憎たらしい姿が
思い出されました。豊臣秀頼は武田勝頼と並んで偉大すぎる父親の姿に翻弄された
悲劇の人だと改めて感じずにいられない一幕でした。
法住寺編
後白河法皇の御陵のある法住寺にて。画像データを改変してサイズを変更させた効果は
ごらんの通り。看板の画像はデジカメで撮影したデータを加工無しで貼り付けたデータで、
以前の私のページ内で公開していた撮影画像はみなこの大きさでした。
※この画像はクリックすると拡大するので、看板に書かれた文字をお読みになりたい方は
拡大してご覧ください。
それが画像サイズを小さく抑えてオリジナルの状態で貼り付けると、その他の写真のように
目に見える大きさとしては大きな画像になりました。実際は画像サイズを縮小してあるので
データのサイズは軽くなっています。この状態だと画像をダブルクリックしても大して変化
しませんが、見た目が大きく出来るのが利点です。その分画像ソフトによる変換という手間は
今後は看板などの拡大して細かい文字まで読んでいただきたいデータは上記の看板の写真のように
元のデータに手を加えずに縮小した状態で貼り付け、それ以外の見せるための画像は他の写真の
ようにサイズ変更したものを貼り付けるという手法で展開していきます。
養源院編
さて、上記写真は法住寺と同じく三十三間堂のすぐ近くにある養源院というお寺。
山門越しの紅葉が非常に綺麗でした。
このお寺の紹介記事でも書きましたが、ここのお寺の天井板は関が原の合戦時の
二条城の床板が用いられています。ここでは徳川家康の股肱の臣であった鳥居元忠
が立て籠もり、西軍相手に必死の抵抗をした挙句自刃したという曰く付きの
天井板を見る事が出来ます。また円山応挙の絵なども見所。
2011年の大河ドラマの主人公であるお督の方(浅井三姉妹の末姫で、徳川秀忠の正室)
が父親である浅井長政を弔う為に建立したという曰く付きのお寺でもあります。
さて、場面は切り替わって三十三間堂。といっても中の様子は流石に写真撮影してません
から、建物の外から撮ったもののみ。しかしこうしてみるとやっぱり長~い建物だ。
奥行きがハンパ無いですよね。まぁこの中に1000体の千手観音像と更に数十体の
仏像が安置されてるのですから当然の事かもしれませんが。
ここに関しては別に資料を購入したので、時間を見て別の記事で扱いたいと
思っています。
清水寺編
最後は説明不要かとも思われる京都観光の頂点ともいえる有名スポット清水寺。
この日は修学旅行の学生も多く、非常に混雑してました。
ちなみに紅葉のクライマックスはこの日から一週間ほど後だったようです。
角度を変えた場所から。舞台の上に多くの人が蠢いているのがお分かりになりますか?
ここは朝の6時から入山出来るそうです。実際紅葉シーズンだとその時間は
まだ暗いですが、6:30くらいになると明るくなります。来年ももしこの時期の京都に
行けたなら、是非ともそんな時間に朝駆けをして、思う存分撮りまくりたいと思っています。
ご覧のように非常に混雑していたためありがたい滝の水をいただくのはこの時は
パスしました。実際はこの日の夜に再訪した際にいただいていますが。
長くなりましたので、ここまでで総集編Part1を終わりにします。ちょっと画像データに関する
薀蓄が多くなってしまいましたね。次回からは純粋に京都旅行の総集編に徹します。お楽しみに。