祭り見物日時 2009年12月5日(土)16:00~20:00頃


私の最寄り駅である鎌倉駅構内に11月の終わり頃に古河で開催されるこの提灯竿もみ祭り開催の

ポスターが張り出されておりました。古河という町は鎌倉公方家(足利将軍家の分家が代々就任し、

関東の支配を任されていた。上杉謙信が就任したことで有名な関東管領はその補佐役の筆頭)

が鎌倉を退去せざるをえなくなり、代わりに根拠地とした由緒ある土地。

この地に移ってからは古河公方と呼ばれ、豊臣秀吉の時代に廃止されるまでの間小田原北条氏等の

庇護を受けて古河公方は存続しました。
そんな土地で行われる提灯竿もみまつり。関東の奇祭と称されるだけあってひどく変わったとても

面白いお祭りでした。

Vamosの徒然な日々-竿もみ祭り2

まずは正面から撮ったメイン会場。この日は15:00頃から雨が降り出し、非常に寒かったです。



Vamosの徒然な日々-竿もみ祭り1

祭りの光景。提灯をつけたメインの大きな竹に補助の竹を3本付けてワンセット。それを

大人数で操り、他のチームの提灯とぶつけ合って火が消えたらアウト。

または竹や提灯などが破損して継続が困難と判断されてもアウトとルールはいたって簡単。

この写真を撮った時点ではまだ雨が降っていたのでレンズが濡れてしまい、水滴が

右上部の点々となって残ってしまってます。まあこれはこれでいいかなと思い掲載しました。

絵的にブレまくってるのも、動いている様が分かるのでまあいいでしょう。



Vamosの徒然な日々-竿もみ祭り3

19:00過ぎに雨は止んだので、写真撮影はぐっとやりやすくなりました。

悪天候のため見物客は少なめでしたが、天気がいい時は歩くのも困難なくらい

込み合うそうです。それを考えると、写真撮影にはとてつもなく良い環境だった

のかもしれません。

Vamosの徒然な日々-竿もみ祭り4
こんな感じで各団体の提灯が入り乱れ、互いにぶつけ合い、相手の提灯の火を消すか

戦闘不能状態にするまでぶつかり合います。

実況中継のお姉さんが言ってましたが、雨のなかこの祭りが開催されるということは

異例中の異例であるとのこと。そのため観客は少なめでしたが、祭りの参加者達の

テンションが凄い事になってました。きっとヤケクソだったのでしょうね。


Vamosの徒然な日々-竿もみ祭り5

そんなこんなで非常に楽しんで写真撮影&祭り見物が出来ました。



Vamosの徒然な日々-竿もみ祭り6
祭りが終わった後、大量の竹を燃やしてキャンプファイヤー状態になっていた模様。

冷えた体が温まりました。



Vamosの徒然な日々-揚げもち
祭りに付き物なのがB級グルメ屋台。今回も色々食べましたが、変り種をご紹介。

これは越後名物あげもち。その名の通り餅を油で揚げ、その上に特製の醤油タレと

のりと鰹節をまぶした一品。B級グルメの食品ってあまりお腹には貯まらず、結構

食べ過ぎてしまいがちですが、これはお餅だけあってかなりお腹がいっぱいに

なりました。もちろんお味のほうもGood!


Vamosの徒然な日々-揚げもんじゃ
これは揚げもんじゃ。もんじゃ焼きの中身を餃子の皮のような生地で包み、それを

油で揚げた一品。結構いけました。


その他にも “煮イカ”なるものもありました。屋台のイカって基本的に焼いたものですが、

煮たイカというのは初見でした。一枚買っておけば良かったかな?

その他にも美味しい和菓子との出会いもありました。

3月の後半から4月の後半にかけては桃の花が綺麗に咲くとのことなので、可能なら

その頃にまた同地を訪れようと思っています。