ここ3,4日というもの頭痛で苦しんでおります。夜寝苦しかったので窓開けっ放しの
薄着で寝てしまい、朝目覚めたら頭痛がしたというのが確か先週の木曜日。
それ以降どうも頭痛が止まらない。一晩寝て金曜の午前中には大分良くなって
いたのに、金曜の夜勤時に冷房で身体が冷えたせいかまたぶり返し。
そんな状態で昨日夜勤明けで寝不足状態でフットサルをやった上に飲みに行って
しまったのがいけなかったのか...。休みだった今日は天気が良ければ
海で泳ぐつもりでしたが、今日は頭痛がひどく、ほとんど寝ていて一日が
終わってしまいました。
流石にここまで症状が良くないと手をこまねいているわけにいかず、今日は頭痛薬を
買ってきて飲みましたが、まだ治まらない。今回の頭痛は痛みが引いて直ったかと
思っては再発のぶり返しが続いているので性質が悪い。しかし久しぶりに頭痛に
悩まされて改めて思ったのは、頭痛がするとそれだけで思考能力や身体能力がガタ落ち
して様々な点で能率が落ちてしまうということ。
そこで思い出したのが三国志の英雄の一人曹操の逸話。彼は酷い頭痛持ちであった
そうで、戦場にも侍医を随伴で行ったといいます。曹操を主人公にした漫画
蒼天航路では当時最高の医師であった華陀(かだ)の治療を受けて一時的にとはいえ
頭痛が引いた曹操が「頭痛がしないということがこんなに素晴らしいことだとは!」
と非常に喜ぶシーンがあったのを思いました。曹操は軍人として傑出していて
今に残る孫子の兵法書は別名を魏武注孫子(ぎぶちゅうそんし)といい、彼が注釈を
つけたもの。その他に漢の承相(じょうしょう=宰相のこと)として政治で辣腕を
振るい、詩人としても素晴らしい作品を数多く残し、多大な功績を残しました。
そんな彼は頭痛で酷く苦しんでいたのだから、もし彼が頭痛持ちでなかったら
もっと多くの功績を残したのかも...。なんて妄想をついしてしまいました。
しかし凡人の私は健康な状態であっても出来ることはたかが知れているのに、
頭痛が治まらない状態では更に能力が落ちてしまって困ったもんだ。
とにかく今日は早く寝てこの頭痛を退治してしまわねば...。