先日NHKの“知るを楽しむ”という番組の月曜日のテーマとして
中国の戦国時代について放送していることを紹介しましたが、
その放送も昨日放送分で第5回。
古代中国史の簡単な解説からはじまり、現在は
タイトルとなっている孟嘗君の国である斉の国の歴史について
宮城谷昌光先生があれこれ語ってくれてて、
宮城谷ファンである私には本当に感涙ものです。
正直宮城谷作品を読み漁っている人や古代中国史に
一過言を持つ人には“そんなの知ってるよ”といった内容ですが、
TVというメディアの特性を考えると、
これでも頑張ってくれているほうです。
逆にあまりこのあたりの歴史に詳しくない人にとっては、
ヒジョーに分かりやすい解説をしてくれているので、
中国史の入門編としてうってつけの内容ではないか?と思います。
昨日放送の内容では、孟嘗君の父にあたる靖郭君について
解説されていました。沢山の食客を抱えていたことで有名な
孟嘗君ですが、その父の代から多くの食客を抱えていて、
靖郭君には食客の能力を見抜く力があったと宮城谷先生は
解説されていました。ローマは一日にしてならずではないですが、
父の代からの積み重ねがあって孟嘗君の活躍もあったというわけですね。
色々な人間模様が興亡の歴史があって面白い古代中国史の世界。
これをきっかけに貴方も触れてみませんか?
※写真は故横山光輝先生の描いた“戦国獅子伝”。
戦国時代の斉が舞台となっている古代中国物の傑作です。
是非ご一読を!
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