県民ホールが改装中の為、みなとみらいホールでの演奏会
確か2016年か2017年にもみなとみらいホールでやっています。
今回の演奏会はほぼ100点満点の演奏会でした👍
まずはウェーバーの歌劇【オベロン】から序曲。
私にとっては耳慣れない曲でした。
でもやはりホールの違いなのか?
ストリングスのハーモニーがとてもキレイでした👍
コンマスが石田さんだから?とも思いましたが(笑)
もしそれで変わってるんだとしたらスゴいオーガナイズ力だなぁ〜と(笑)
ただそこの真相はわからないにせよ、みなとみらいホールは県民ホールの様に音がストレートに伝わるのではなく【包まれている】感じがします。
とてもいい演奏でしたが今回は周囲の観客のマナーが…
ガサゴソとプラスチックの包装をいつまでもいじくっているような音。
指揮者が振りかぶった瞬間に響いたモバイル機器の音声案内。
いい加減にして欲しいです。
せっかく楽団がいい演奏をしても台無しです。
1曲目が終わった後に休憩。
15分程度の休憩を挟んでメインの第九がスタートです。
結論から言うととてもいい演奏でした👍
演奏終了後、去年のように【ブラボー❗】ど叫ぼうか迷いましたが今回はやめておきました(笑)
ちゃんと理由はありますが(笑)
第1楽章
出だしのホルンのロングトーン。
難しいのはわかりますが明らかにズレました。
でもそこはなんというか【許容範囲】?
ちょっと下のパートの音が不安定な感じがして…
でも基本的には安定感のある第1楽章でした👍
全体的に緊迫感のある楽章ですがまたもや付近の無神経な観客が…
飴の包装紙を開けようとしてしばらくノイズを出してました…
文句言いたくなりましたが言っても仕方なし。
それより曲に集中するように気持ちを切り替えました。
第2楽章
スケルツォ。
おそらく世界一有名な。
いい演奏でした👍
特にティンパニの篠﨑さん♪
リズムが完璧でした♪
ワーグナーのワルキューレを思い起こされるようなリズムです。
(厳密に言うと違うのですが…)
でもそれに近いリズムでその分楽章全体が締まった気がします👍
この楽章が終わった時に合唱団が入場。
ってことは終楽章へはアタッカ確定だなと思い余計に期待感が膨らみます。
第3楽章
比較的ゆったりとした楽章。
正直いつも少し眠気を伴うのですが
(笑)
合唱団の入場で間が空いたからなのか出だしFgのメロディが少し出遅れた感じがしました(汗)
まぁでもそこはあまり気にならない範囲で。
元々美しい楽章ですがこのホールで聴くとホントにハーモニーが美しい♪
感動のあまり涙が出そうになりました(╥﹏╥)
この楽章でここまで感動したのは初めてです(笑)
そして比較的ゆったりとした楽章を割とアッサリとかなりテンポアップした形での演奏。
個人的には大好きです(笑)
情感たっぷりの曲をそのままゆったりと演奏するのも勿論いいのですが個人的にはそういう曲を割と早めに仕上げてアッサリと終わらせる。
そういうセンスもいいなぁと思います。
第4楽章
アタッカで入る!って期待してた程ではなく(笑)
少し間のあるアタッカ、みたいな(笑)
まぁそれはいいのですがこの楽章もやや早めのテンポで…
個人的にはもう少しゆっくり聴かせて欲しかったかなぁ…
それが【ブラボー!】なしの理由です。
この楽章は解釈としては違うのかもだけど個人的には【人生】を表している楽章だと思ってます。
冒頭にこの楽章のモチーフの後に1〜3楽章のモチーフを順番に提示しています。
それってこれまでの人生の振り返りみたいなことなのかな~って勝手に思ってます(笑)
なのでこの楽章についてはあまりサラッとやって欲しくない、というのが本音です(笑)
ベートーヴェンの指定したテンポでやってくれるのが1番なんですが結構サクサク進めてて(汗)
中間の三連符(苦悩を表すかのような)
のあたりは特にアッサリして欲しくない(笑)
歌のソリストについては私の評価としては…
◎ソプラノ
◎アルト
◯テノール
△バリトン
でしたね…
ちょっと今年は男声陣の声量がイマイチでした…
去年はその逆だったので組み合わせを考えて欲しいなぁとも思うのですが(笑)
ただ合唱団は完璧でした❗
そーゆー意味では充分感動に値する演奏でした♪
毎年このコンサートに来ていると今更ながら【今年も終わるんだな】
って感じます。
今年は自分にとってどんな年だったか?
ということをこの演奏会ごとに思い直すことが恒例になってきました(笑)
今年は【リスタート】の年になりました。
新しい職場での勤務も既に始まっていて。
今までなかった通勤や人との接触もあるのですが始まってみるとその楽しさを改めて思い返しています。
今年の第九もなかなかの名演でしたがそれに背中を押されるように日々の仕事も頑張れればな、って改めて思います👍
まぁそんな第九演奏会報告でした(笑)
もちろん
おすすめクラシック♪はベト9で(笑)
やはりドイツの指揮者
ヴァントの北ドイツ放送響の演奏は抜群です。
機会があったら聞いてみてください♪
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