初めて片割れに会った時、
それは初めての出張で彼の国に行く時でした。

タイミングはばっちり。

私は会社の新規開拓事業を任されてしまった。
出張には同僚何人かと行き、私だけ1カ月滞在する事になっていた。

最初に彼の街から入ったが、
その時彼は日本に来日中ですれ違い。

結局会うのは次に持ち越しだと思った。

しかし、
急遽帰国前に彼の街に寄って帰国してくれと指令があり、あーあ面倒くさい。と思いながら、その時には同僚は帰国していたので私一人で彼の街にまた行く事に。

当時初めての出張だったので、プレッシャーで疲れがマックスだった。

そして改めてその国でいうお正月みたいな時期に彼と会う事になった。

彼は会う前から厄介な取引先だったので、
ついにあの声だけイケメン野郎と会うんだとワクワクしていた笑

彼の車は私のホテルまで迎えに来てくれた。

会った瞬間、こいつか!笑ってなんとも同朋と会えたような感覚を覚えている。

彼の会社まで車で揺られながら、
2人で意気投合をしたのも覚えている笑

なんとも言いようもない、居心地の良さ。
兄妹のような感覚。

そもそもその国の人は恋愛対象外だったけど、妙に最初から惹かれてしまった。

デブだし、チビだし、ハゲそうだし、一回りも歳離れてるし、(でも声だけ良い♡笑)全く今まで対象になるはずがなかったタイプの彼だった笑

だけど、なんか落ち着いた。

三日間ほど彼の街にステイした。

そのたった三日間で私達は急速に惹かれ合ってしまった。

お正月祝いのように彼の家族には最初からご対面。

彼とはお互いの状況を話し、
彼はバツイチ子持ちという事、
私は既婚者、旦那は外人という事を話した。

彼の国の伝統衣装を着させられ、
彼が後ろボタンを止めてくれた時非常にドキドキしてしまった自分。
帰国前にもう会えないのかぁと思いきや、彼の家に最後立ち寄れた時に嬉しいと思ってしまった自分。

あれ、私おかしいぞ。。と思った。

帰国する飛行機に乗る前には、
いつもの私らしくなく、
私は彼に惚れてしまったと伝えた。
そして、
彼もまた同じ気持ちであると伝えあった。

そっからが波乱の幕開け^^

片割れであると確信したのはそこから一年後だった。

あの時から今でも、頭の片隅にヤツが離れなくて、今は心の住人に化してる笑

ま、ツインとは嫌でも巡り合わせられてしまう運命なのでしょう。。

国は離れているのに、ヤツとは今の転職した先でも絡む事になるとはその時はまだ想像もつかなかった。

神様はどこまでも思いもよらぬ事をやってくれるものだ、と感心させられまくりですね^^