※少し性暴力の話を含みます※
ちょっと落ち込んでいました。
私が抱えてる体の問題は、大きく2つあって、
肌疾患と生理痛。
卵巣脳腫とか子宮内膜症とか、
内臓の疾患はここでは一旦置いておいて。。
そういったことが大元の原因なのかもしれませんが、
生活していく上で、
肌疾患と生理痛という症状が困りものだったんですね。
それで、この10年ほど、改善に取り組んできました。
生理痛。
私の場合、普通に「生理痛」とされる痛みの他に、珍しい症状があるんです。
生理が始まる最初の頃に起こる、30分ほど続く発作のような激痛。
前触れなく、急に、
地球の底から大きな手が伸びてきて、
私の子宮を鷲掴みにして、地底にひきずり込んでいくかのような、
失神するかと思うほどの、痛みなのか何なのか認識できないほどの、痛み。
その間、手が痺れ、全身に痺れが広がり、
冷や汗が全身から吹き出し、息ができないみたいになって、
時には嘔吐します。
その痛みと一連の発作は、陣痛みたいな波があって、
ピークに達したあと、徐々に波が小さくなって、30分ほどで消えます。
(発作が起こった時点で毎回鎮痛剤も飲んでるから、痛みは消えるのはそのおかげなのかもしれない。)
28歳くらいの時に、その発作が初めて起こって、
その時は救急車を呼びました。
そして、大学病院に運ばれて、検査されたんだけど、何も異常は見られなかった。
その次の月も同じようにその発作が起きて、
また救急車で、今度は別の専門病院に運ばれたんだけど、
そこでも体の異常は見つからなかった。
当時、数名の専門医に診てもらったけど
こんな症状は見たことがなく、理由が分からないと言われ、
そのときは体に疾患は見つからなかったから、
痛み止めを処方してもらう以外に、病院でできることはなかった。
その後、その激痛の発作は、
毎月起こる訳じゃなかったんだけど、
医学的に「問題がない」とは言え、
いつ起こるか分からない、そんな爆弾みたいな症状を抱えたまま生きていけない。。と思ったから、
ひとりで、できること探して、
漢方医院に通ったり、あらゆる本を読み漁って、小さなヒントを集めて、
体を温めるようにしたり、食事を変えてみたり、仕事を変えてみたり、
できることは何でもしてみた。
それが良かったのかどうだか、
とにかくその発作的な症状が出ることは減っていって、
その後、10年ほど、出なくなっていたんです。
それが、1年前、久しぶりに起こり、
この半年で、数回起こった。
去年の6月に、卵巣や子宮に疾患が見つかったことをきっかけに、
自然治療院に通い始めて、
この激痛の発作についても、相談しました。
その治療院では、
体と心、エネルギーとか、見えないレベルも含めて
あらゆる方面からアプローチするんですが、
その過程で、この激痛の発作の1つの原因と思われる出来事が見つかったんです。
私、20代の始め頃に、襲われてるんですね。
レイプ。。まではいかずに逃げおおせたんですが、
体を羽交い締めにされ、意に反して、相手の好きなようにされたことがある。
どこまでをレイプと言うのか、、、程度の話って難しいですが、
自由を奪われた時点でアウトです。
その間、およそ30分ほど。だったと思う。
このことについては、ここでは掘り下げないけれど、
とにかく、その治療院のセッションの中で、
その出来事によるトラウマが見つかったんです。
忘れてたんですよ。その出来事。
というか、覚えてるけど、自分の中ではもう乗り越えた過去の出来事だと思っていて、
トラウマになってると思ってなかったの。
でもね、
よく考えたら、その時、自由を奪われて怒りと恐怖に支配された30分間と、
激痛の発作と恐怖に体が支配されていく30分間、
まるで、その時の出来事を再現してるみたい。
カチっと重なったんですよね。
そのトラウマを見つけてもらった時、
やっと気づいてくれた
って体が安堵したように感じました。
そして、背中がフッと軽くなって、
ここ10年ほど、ずっと抱えていた背中のコリが消えたんです。
でね、
そんなことがあって、
そのセッション後、激痛の発作は起こらなくなっていたので、
きっとこの症状はもう成仏したんだな!と思っていたの。
それが、今月また起こった。。。
だから、落ち込んでいました。
私の体、良くなってるんだろうか?
原因を解消できたと思ってたのになぁ。
この症状をなくす方法は無いのかな。。
またずっとこの発作の心配をしながら生きていかなきゃいけないのかな。。
そんな風にクヨクヨと考えてるうち、ふと、思いました。
でも、皮膚炎だって、
何度も悪化の波を繰り返して、治っていったじゃん。
9月末から抱えていた、あの酷い皮膚炎。
数年前に脱ステした時と、ほぼ同じパターンを今回も辿ったことで、
このテの皮膚炎では、
「悪化」することが、「改善」する鍵となることを確信した。
真の治癒に至るために
悪化を通過しなくてはならないことがある。
少し良くなったと思ったら、
また悪化して、その度に絶望するんだけど、
そこからまた良くなって、その時は、その「悪化」以前よりも、もう少し良くなってる。
そういう「悪化」と「改善」の波を何度も乗り越えて、あの見るも無惨な壮絶な爛れは、ちゃんと治っていった。
それは、あの皮膚炎だけのことかと思っていたけど、全てに当てはまるのかもしれない。
10年起こってなかった激痛の発作が
どうして再発したの?
悪い方に向かってるの?
何が悪かったの?
そんな不安にかられていたけど、
あの皮膚炎だって、
5年以上前に脱ステして、その後落ち着いていたのに、謎に復活したし、
場所によっては、10年以上、20年以上前、子供の頃に患ってその後おとなしかった箇所が、急に爆発するみたいに爛れた。
そして、治っていった。
きっと、これも大丈夫。
今は、体にまかせるしかない。
先を見るんじゃなくて、
ゆっくり今だけを抱きしめながら
優しくしてあげようと思います。
