前回からずいぶん間が空いてしまいました。


その後、肌は確かに順調に回復していってたのですが、皮膚は、ほぼふさがってきているのに、痒みやヒリヒリ感はしつこく続き、


もちろん爛れがピークだった時に比べれば、比べ物にならないほどにマシなのですが、

それでもピリピリと嫌な痛みが続き、痒みのためにロクに眠れない夜も多く、

疲弊していました。。。

 

その痒みや痛みからも、とうとう本当に解放される兆しが見えて来たのは、ようやく昨日のこと。

 

ピリピリする「どうにか繋がっている肌」から、「皮が厚く、滑らかで頼もしさのある健康的な肌」に変わってきた部分が現れてきて、


痒みを完全に忘れていられる時間がありました。


9月末にこの酷い炎症が始まって以来、

始めてのことです。

 

感動。。

 

まだ完全ではないけれど、

ようやく、ようやく、この長かったトンネルの出口が見えた感じです。

 

9月末からだから、

もう4ヶ月近く!


昼夜絶え間なく、

酷い痒みや痛みが続いていたことになります。


ちなみに、

この9月末に始まった皮膚炎の前にも、

6月頃から、違うタイプの湿疹は出ていたので、半年以上、痒みと戦っていたことになりますが、


9月までに出ていた湿疹は、それはそれで酷かったんだけど、まだ耐えられるタイプのものだったんです。酷い汗疹みたいな感じでね。


9月末からの炎症は、もう、

爆弾みたいでしたね。


よく頑張ったわ。。私。



ほんと~~~に辛かったのですが、

この時期、一緒に居てくれた存在があるのです。




デンファレ


というお花。


この切り花、買ったのは確か、

9月末辺りなんです。


まだ生きてるの。


上の↑写真は昨日撮ったもの。



この↓写真は最初の頃。

と言ってもすでに買ってから1ヶ月以上経った頃。



たくさんお花がついてた。



買って1ヶ月経っても全然枯れなくて。


普通、切り花って1週間くらいで枯れていくから


不思議で、お花に詳しい友達に聞いたら、


このデンファレというお花、

長持ちしやすいんだって。


でも、この時点でも、

こんなにもってるのは見たことないって

彼女は言ってた。


それでまぁ、とにかく、

長持ちするお花なんだなぁ。

すごいなぁ。


って思いながらそのまま

毎日お水は変えながら、たまに水切りもしながら飾ってたんだけど、



その後も、枯れない。



12月頃からかなぁ。11月中からだったかなぁ。

1つ1つ、ゆっくりと、花を落とし始めた。


↓これは、先週撮った写真。
とうとう2輪になったけど、まだ、ピンとしてる。


それで、

今は、最初の写真の状態。



とうとう、枯れてきている。



先週までは、順番に花は落としていっても、

残っている部分は瑞々しくて、全体を「生」のエネルギーが支配しているように見えました。


でも、昨日の時点で、

まだ残っている上の花の先っぽにも、「死」が追い付いたように見えました。


人と同じ。


少し萎れたなっていう

見た目の問題だけじゃなく、


あぁ、もう長くはないんだな、


彼女は今、死と向かい合っている、


って、直感で伝わってきた。




私はお花に全く詳しくないので、

お花の種類や季節によっては、

こんな風に長持ちすることも珍しくないのかもしれません。



でも、約4ヶ月も、

切り花が生き続けていたなんて。。


奇跡みたいに思える。


普通にスーパーマーケットで

300円もしなかった切り花です。


それに、

この酷い皮膚炎が始まった頃にやって来て、

治癒の出口の光が見えた、その日に、枯れていくなんて。。



彼女は、このとても辛かった期間、

ずーっと、傍にいてくれたことになります。


私がひとりで戦っていた期間、


常に傍にいて、

その美しい輝きを見せてくれていた。


最初は、

励ましてくれてるみたいだなぁ、


って、なんとなく感じてただけなんだけど、



今は確信的なものを感じています。



きっと、本当に、

彼女の意思で、傍にいてくれたんだって。



植物にも、

本当に感情があるのかもしれない。



4ヶ月も一緒にいてくれた彼女が

枯れていくのが、とても悲しい。



1本の切り花なのに、

大切な誰かを亡くすみたいに、 胸が痛いです。



そして、

4ヶ月という長い期間、ただの切り花が、

最大限の力で命を輝かせて、

最後ギリギリの瞬間まで生き切った様子を見せてもらって


命を生きることに関して、

重要なことを教えられたように感じてる。


一生、忘れないと思います。