まだひどい肌荒れなどのデトックスは続いていますが、峠は越えたようで、バリバリに干上がった鱗みたいな隙間に、正常な肌が少し、見えるようになってきました![]()

ここまでくれば、あと一息です!
今回のデトックスは本当~に大変でした。
体の「冷え」をなくそうと努力を始めて、約10年、
「冷えとり」と呼ばれる、
半身浴や靴下を何枚も履くメソッドを始めて、
およそ6年、
体が温まったら、
昔持っていて、一旦は治癒していた症状が再発することがある
と聞きますが、まさにそんな感じ。
赤ちゃんの頃から、
少しずつステロイドを使っていて、
30歳を過ぎた頃から、手荒れが治らなくなって、
ステロイドが手放せなくなって、
数年かけて脱ステした。
脱ステしたのはもう5年以上前のことだったけど、今回の症状も、脱ステのときと同じ。
それが更に広範囲で出た。
5年前に脱ステした時は、リバウンドの症状は
当時ステロイドを使っていた手(手首から先)だけだったんだけど、
今回は、かつて、ステロイドを使ったことのある箇所が全て、順番に思い出すみたいに、爛れていった。
ボンっ
と赤く腫れ上がった部分を見て、
ああ、確かに、ここにも使ったことあるわ。
と思い出す。
体って、忘れないんですね。
それは、ステロイドをたった数回塗っただけの場所であっても、
ちゃんと、律儀に爛れる。
その正確さは感心するほど。。。
ただ、
私は、こういうのが単純に「ステロイドのせい」だとは思っていません。
ステロイドのせいで複雑化はしてしまっているし、ステロイドは出来ることなら、絶対に使わない方が良いと思いますが、
ステロイドの問題はまた別で書くとして。。
ステロイドを塗った箇所
って、
炎症が起こった箇所
です。
つまりは、
今回、赤く腫れ上がり、爛れた箇所は全て、
かつて、
体が炎症を起こしたのに、ステロイドで押さえ込まれた箇所
なのです。
もともと、体が炎症を起こしたかった場所。
なんだよね。
なので、本当は、
子供の頃、その炎症が初めて起こった時に、
なるべくそのまま炎症を止めずに排出できていたら、
今、こんな風に出てくることはなかったかもしれない。
そして、
今、42歳、という年齢で、
20代、10代、小学生、幼児。。という、
生命が活発だった時期に遡って、その頃起きていた症状が
「出せている」っていうのは、
すごいことで、とっても良いことなんだと思います。
とは思う。
でも、でも、
やー
やっぱりきついです〜。
こういうデトックスは、ありがたい。
うん。
それはそれとしてね。
今回のことで、改めて、
自然療法系の理論や方法をサーチして、
思ったんですが、
デトックスが起きたあとのケア
に及んでいるメソッドってほとんど無いな。
と思いました。
大抵、
例えば、
「体が温まると、好転反応が起こることがあります。
その好転反応は、症状が悪化したように感じられるものかもしれませんが、
止めずに、受け止めましょう。」
みたいな感じで、
つまりは、
その好転反応が辛く苦しいものでも、耐えましょう。
ってこと。
それね、理解できるし、
そうするしかないし、
実際、私も今、そうしてるんだけど、
この今回のマジで辛いデトックスを耐えながら、
違和感も感じるようになった。
特に、自然療法系にありがちな、
悪いものたくさん食べてきたんだから、
悪いものたくさん取り込んできたんだから、
それを体が出してくれてんだから、耐えろ。
的な理論。
(そんな言い方ではないけどさ。。
)
私もね、最初は素直にそう思ってたんだよ。
でも、この辛いデトックスが長く続くうちに、思った。
そんな悪いことしたか??私。
そして、この違和感の正体がわかった。
原罪
宗教とかでよくある、
人間はそもそも罪な存在なのだから、
罰を受けなければ救われない。
みたいな刷り込み。
そういうのと、思考システムが同じ。
う~~ん。なんかね、
私、あんまり素直に
この思考システムに入っちゃうのいやです。
なんか怒られそうだけど。
笑。
こうやって、体を温め続けると、
何十年やってても、辛い好転反応は出るものらしい。
え。。。
これが終わっても、また出るの??
いや、今回のこれはちゃんと終わらせようと思いますが。
子供の頃から体が出そうとしてたやつだし。
こんなのがしょっちゅう出ちゃうとしたら、
いつ恋愛したらいいんですか???
とかって思ってしまうのですが!
好転反応や、デトックスがとっても大切で
ありがたいことだってことは分かった。
じゃあさ、
そのデトックス反応、ラクーにできないかな?
シュポーンって、
一瞬でエネルギーで放出!
みたいな感じで。
だめ?
笑。
たぶん、あると思うんだ。
私が知らないだけで。
私は、西洋医学に全然反対じゃありません。
今の在り方や使い方全てを肯定する訳じゃ無いけど、
壮絶な痛みや苦しみに襲われる人たちを見て、
どうにか楽にしてあげたい、という思いで発展してきたものだと思うんです。
表現できないような酷い生理痛に襲われて、
痛み止めを飲む時、私は、そこに、恩恵と愛しか感じない。
あんなに痛いの嫌だよね。
可哀想だよね。
なるべくラクにしてあげたいよね。
その想いは、絶対に間違っていない。
一方で、
あんたが悪いもの食べたんだから、
あんたの体に悪いものが入ってるんだから、
この苦しみに耐えなさい。
っていうのは、中世の野蛮な宗教から
何も成長していない。
だから、私は、
ラクにデトックスする方法
を求めていこうと思うんです。
私は、西洋医学にも、様々な自然医療的なメソッドにも、すごく助けられてきた。
どちらが悪いってことじゃなくて、
どちらもまだ、発展途上なんだよね。
私が、こういう違和感を感じた時、
考えを定める方法があります。
それは、数百年後、千年後の、
遠い、超未来の人たちを想像する
というやり方。
今回だったら、
超〜先の未来の人たちが、健康になるために、
こんな地味なデトックスに耐えてるかな?
と想像してみる。
ぜったい、そんなことしてない。
きっと、
一瞬で、シュポーン!
と治せるようにしてるよ。
そうして、人生を楽しく謳歌してるはず。
だから、
向かうのは、そっちだと思うのです。