数週間前に子宮内膜症と診断されてから

ずっと体に向き合っていました。

 

とくに、卵巣。

 

まだ精密検査の結果が出てないので

どれほど深刻なものかはわからないのだけど、

左の卵巣が腫れてるとのことで、

 

今回、体験したことのない類の痛みによって

SOSを出したのは、その左の卵巣だったし、

実際、ジンジンと腫れているような感覚があったので、ずっとその左の卵巣に耳を傾けていました。

 

毎日おまたカイロして、

朝晩半身浴して、

毎晩足をしっかり揉んで、

ヨガやって、

昔習った、卵巣呼吸っていう瞑想して、

 

思いつくかぎりの、

今実践できるメソッドをしながらずっと、


私の体は、卵巣は、

どうして欲しいんだろう?

 

と考えていました。

 

 

それで、そういったケアのせいか、

今回の生理はすごく改善したんです。

痛みの時間がずるずると続くことなく、

経血もすごく減って、

さっときて、さっと終わった。

 

こんなダイレクトに、短期間で、

やったことは卵巣にちゃんと届くんだ。。。

 

とびっくりするのと同時に、

すごくホッとした。

 


だって、

卵巣があんなに痛んだのなんて初めてで、

病床があることを知ってから、

慌ててケアを始めたけど、

そんなにすぐに効果が出るなんて思ってなかったし、

内診やMRIも受けて、緊張させたし、


たくさん爆弾が投下されるみたいな、

凄まじい生理になったらどうしよう。。。

 

と怖かったんだよね。

 

だから、

私が慌てて始めたケアにこんなに素直に応えてくれたことが

本当に嬉しかったし、ほっとした。


 

それと同時に、

なぜか、ここ数日、とっても悲しくて。

 

もちろん、誰だって普通は、

疾患を発見するのってショックだと思うけど、

それがキッカケみたいになって、

私の心の癖みたいなネガティブ思考がしつこくしつこく出てきてたんです。

 

それは、母親との葛藤なんだけど。

 

最近、妹が赤ちゃんを産んだんです。

それでね、

母の日に、

赤ちゃんを生んで間もないのに、

母の日のお祝いを手配して、

感謝の言葉を伝えて

お花を送った妹に対して、母親が、

 

○○ちゃん(妹)もお母さんになったから

これから母の日を祝ってもらえるね

 

と喜び、

何もしなかった私に対しては、

 

仙人のように暮らしててはいけない

そのうち何か注文するからね

 

と言ったんだよね。

 

きっと、母にはとくに深い意図は無い。

素直に、母の日を祝ってくれる娘には喜びを伝えて、

世の中の常識を全部無視してるみたいな娘には

冗談めかして苦言を呈したくらいのこと。

 

いつもわかってるんです。

母親を鏡にして、母親を利用して、

私は自分の中の葛藤を炙り出してるんだってこと。

 

でも、その言葉が刺さって、

沢山の思いが溢れてきた。

 

この数ヶ月、とっても大変だったんだよ。

コロナで普通じゃなくなった人達の相手を沢山して、

感染の波が今にもやってくる緊張感と隣り合わせで、

どこに行っても、ウイルスの心配をしなきゃいけなくて、

備蓄とかでお金使ってたら、先月の口座残高は3万円だった。

毎日必死に働いて、仕事回して、

体壊さないように注意もしながら、

失業の可能性も考えたり、世の中がどうなっていくのか

どちらに舵をとっていけばいいのか、

じっと目をこらして見てた。


悪いけど、母の日なんて、どうでも良かった。

毎日、1人で、必死に生きてたの。

 

今までだって、

ただ、一生懸命生きてきたの。

たくさんの波が来て、

大好きだった人達に、奪われたり、

傷つけられたり、

私を踏みつけてくる力に必死に抵抗しながら、

自分を裏切らないように、

そういう闘いをしてきたの。



どうして、私の価値が、

お母さんには伝わらないんだろう

こんなに健気に生きているのに。

 

 

それで、なんとなく、悲しくなってたんだけど、いつもの思考の癖だし、

またお母さんのせいにしてモヤモヤしてるなあ

 

くらいに思って、

あんまり気にしてなかったの。

 

でも、今朝起きたら、なぜか急に、

その悲しみがマックスになってて、

 

なぜだか、

悲しくて悲しくてたまらなくて、

 

どうしてこんなに健気に生きてるのに、

1人でがんばってるのに、

ずっとお母さんのことが大好きなのに、

あなたのために頑張ってきたのに、

あなたを幸せにしたいとずっと思ってるのに、

ただひたすら出来ることを出来る限り力を尽くしてきたのに、

そしたら、今、こんなボロボロになっちゃったけど、

だって、必死に働いてきたら、こうなっちゃったの、

今も一生懸命がんばってるけど、

こんな姿になっちゃったの。

どうして、あなたは私の功績を見ようとしないの?

健気に頑張ってきたことを。

私が一生懸命だったことを。

なぜ、私が失敗していると思うの?

ただ一生懸命生きてきただけなのに

 

 

そんな気持ちが溢れて溢れて、

お風呂に浸かりながら(朝の半身浴してた)

ボロボロ涙が出てきました。

 

そしその涙の中で、

 

はっと、

 

ああ、これは、卵巣が私に思っていることだ

 

と気づいたんです。

 


これは、

卵巣が流してる涙なんだ

 

と直感しました。

 

 

号泣しちゃった。

 

 

そう、あなたは、ずっと私のために働いてくれてた。

毎日毎日。

見向きもされないのに。

振り向いてくれないのに。

ケアしてももらえないのに。

無理ばかり強いられて。

それでも、ずっとずっとずっと、健気に働いてくれてたの。

 

そして、とうとう、壊れた。

 

そして、壊れたら、

がっかりされた。

どうしてこんなことになったのと、嘆かれた。

 

 

ごめんね。

本当にごめんね。

 

健気だったのは、あなただったんだよね。

 

今まで、ずっと1人でがんばってきてくれたんだよね。

 

 

どんな姿でもいいよ。

 

すぐに治れなんて、もう言わない。

そのままでいいよ。

 

だってずっとがんばってきたんだよね。

 

 

って、

その、戦い抜いて傷だらけになってる姿の卵巣をその溢れ出たイメージの中で抱きしめたのでした。

 



 夜、これを書きながら、

自分の卵巣に名前をつけました。


ユン(左)  と  ソル(右)  ですドキドキ