生きてたら、
大きな困難が降りかかるときはある。
これを抱えて、
どうやって生きていけばいいのだろう。
これを抱えて、
どうやって生活していったらいいのだろう。
私の場合は、
28歳の頃に起こった、原因不明の生理痛の激痛が最初だった。
いつ起こるか分からない、
爆弾みたいものを抱えて、
足がすくんだ。
家の中に引きこもって、
その心配だけをして、
守られて暮らしたかった。
でも、
実家からも離れて暮らしていて、
守ってくれる旦那さんや彼氏もいなかった私にはそうはいかず、
怯える心を見ないようにして、
外に出た。
いつも通りの生活。
いつも通りの仕事。
一度隠れてしまったら、
出ていけなくなる気がしたから。
あのとき、外に出れたのは、
私に何かとんでもないことが起こっても、
その時側にいる人達が、必ずどうにか助けてくれる
と信じることにしたから。
実際にどうなるかなんて分からない。
でも、
彼らは、例えそれが見ず知らずの他人であろうと、それほど仲の良い人ではなくても、
助けてくれる
という設定にしたんだ。
そして、その結果、
私はどうにか無事生き延びているし、
たまたま?その痛みの発作が公共の場で出たことはない。
今、私が向かい合ってる困難も、
必ず、抜けられる。
だから、前を向こう。
怯える心はそのままにして。