実家に帰省しているので、
久しぶりに「家族」という乗組員のいる船に乗り込んでいるかのようです。
その中にいると、
いかに普段の私が純度の高い孤独を手にしていて、それが長年、私の欲しいものだった
ということに気づきます。
実家の家族との有限の時間をかけがえのないものと感じると同時に、
感情を分け合うこと、
つまりは、
孤独を分け合うことは、
私にはもう出来なさそうだな
と実感します。
どちらの生活を選ぶかというのは、
単に個人の好みでしかないけれど、
私にとっては、孤独とは、
生命力や創造の源であり、
癒しです。