初めて、
真の悲しさとか、憎しみとか、
嫉妬とか絶望とかを知るきっかけになった彼と出会って、彼の存在全てを受け入れることを決めたとき、確かに、私は「何か」と契約をした。

私は彼を、そして、彼にまつわり起こること全てを受け入れます。


この契約をした瞬間を覚えている。

未知の文化と重々しい歴史を背負う彼の後ろに、恐ろしい暗黒を感じた。

8月15日。
お盆の夕暮れ。
送り火の炎を写して、周りの空気に
不思議な茜色が混ざってた。


契約を交わした「何か」は、
私の魂とか、ハイアーセルフとか、
そんな感じの存在だと思う。

そんな風に
魂に沿って決めたことがなぜ!?
って、とても悩んだけど、

たぶん、魂って、
そうゆう輩なんだと思う。。


素直に従ってるとエライ目に合うよね。笑。
でも、景色に本物の色がつく。