皆様アタリって聞くと真っ先に何を思い浮かべますでしょうか。
アタリショック・・・E.T.・・・うっ頭が・・・
って方も多いかと思われますがゲームハード史においては主にアメリカにおいて結構重要なハードでもあります
アタリですが、あの「ロックマン2」をアタリ風にデメイクしてみたといううち的にすごい気になる作品があったので
ちょっと紹介しますね。

ということで今回紹介しますはMega Man 2 Atari Demakeです。
オープニングから再現度が高くこれは期待できる・・・!と思わせてからの
このタイトル画面のロックマンでアッフンと言わされること間違いなしだと思われますが
アタリ風でファミコンよりも性能が劣る方向でデメイクされてるのでまあ、そうなるな・・・w

じゃあファミコンより性能下がるならボスも全員いないんでしょう?って思うかもしれませんが
そこは現代技術の賜物です。ちゃんと8ボス全員作られてます。

操作方法は原作と変わらず、ステージが毎回1画面固定で進んでいくスタイルだったり
敵の動きがシンプルにされてたりとアタリで作られたらこうなってただろうなーという
逆方向へクオリティを変換して独特の雰囲気を再現する調整ですので
全体的にややこしいギミックがなく難易度が抑え目になってるのでロックマンにしては程よい難易度かも?

※ただしエアーマンが倒せない。w

ボスを倒すと特殊武器やアイテムを装備できるのも原作準拠。
ワンダースワン版やGB5の後半ステージみたく
ステージ終えてもエネルギー残量が引き継がれるみたいなことはなく、
ステージ終了ごとにエネルギーが回復するので安心してバシバシ打ちましょう。
メタルブレードが横とナナメ上下の3方向×左右にしか打てなくなってるのとか
微妙に弱体化されてる武器もありますが、
フラッシュストッパーが途中でキャンセルできるようになってたりと強化されてる武器もありますし、
まさかのエネルギーバランサー(本家では6で登場)も完備されてるので
いちいち武器を切り替えなくても勝手に武器エネルギーを取れば回復できます。めっちゃ便利・・・!

オリジナル要素もそこそこ多く、ステージギミックがガラッと変更されてたり、
中には原作には出てこなかった中ボスも登場したりします。いやお前4のワイリーステージ1のボスだろう。


8ボスを倒したところで流石にもうおしまいですよね!?って思うかもしれませんが
安心してください。実家ことワイリーステージも6面すべて完備です。
さらに今作では武器エネルギーがワイリーステージでも引き継がれず、
各ステージごとに武器エネルギーが全回復した状態で挑めるので非常に楽になってますし、
ワイリーステージも6ステージすべてステージセレクトできるので
毎回ワイリーステージ1からやり直させられる心配もありません。ファミコンより高性能です。w

ということで原作クリア済みで慣れてるのもあって1~2時間でサクッと終わりましたが
全体的には単にアタリっぽく性能劣化させた作品というだけではなく
それでいてアレンジをたっぷり加えることでゲームとしての面白さをさらに引き出しており
ただの劣化移植風にとどまらない文句ない面白さとなっておりました。
・・・しかし一周プレイしてすごい問題点に気づきました。
うちアタリプレイしたことないから
これどの程度アタリっぽいのか全然分からない!?w
いやうん、アレですね、たぶんWii世代が64やった時に感じる感想とか
スーファミ世代がファミコンやった時に感じる感想とか
そういう感じに近い何かだと思いますけどね、うん・・・w
ではではロックマン2がアタリで出てたらどうなってたかって感じのデメイク作品紹介でしたー