ちょっと前にtwitterで
「メガシンカはポケモンに悪影響」という驚愕の真実が第七世代の図鑑で判明した影響を受けて
「ポケモンは戦いの道具じゃない!」って道徳的方面の活動する悪の組織が出てもいいんじゃあって意見があったんですけど、

実際ポケモンにおける悪の組織って
・ポケモンを使って悪いことする!
・伝説ポケモンの力で陸/海を増やす!
・世界を作り直して新世界の神になる!
・住民を騙してポケモンを解放させ自分だけがポケモンを使い支配する!
・自分達以外さようなら
・地元の不良集団
って感じでしたし
正義のために活動する悪の組織って確かに本家だとない気はします。
中には一応マグマ/アクア団とか正義っぽいのもいますが
やり方が歪んでたりしたっぱが明らかに泥棒とか悪事をするのでプレイヤー的にはどう見ても悪の組織です。

じゃあ何で悪の組織がしっかりと筋のとおった信念とか持ってるパターンが少ないのかって言いますと、
うち的に思うのは悪の組織がそれぞれの正義の元に活動すると、
それを止める主人公側の正義とプレイヤーが考える正義がズレてしまい
プレイヤーが望まぬ正義のために行動を強いられることになる可能性があるってデメリットが大きいからかと。

もし悪の組織がプレイヤーにとって共感できる意見を持っていると
プレイヤーとしては悪の組織側が正しくて主人公側が間違ってると思うのに
主人公サイドは悪の組織側の意見をバッサリと切り捨て倒していくことになるので
プレイヤーとしてはすごい複雑な心境になりかねません。
もし主人公が無口キャラを徹底して
戦闘能力のないNPCが意見を述べて主人公が戦わせられるみたいな状況になるとNPCにヘイトが集中しかねません。

逆に悪の組織がいかにも悪いやつらって感じだと
プレイヤーとしては正義のために悪を滅ぼす無双プレイですごい気分よく戦えます。
ですのでうち的には
悪の組織は明らかに悪いやつらであって
プレイヤーが意見に共感できない方が
気分よく作品を楽しめると思います。
筋のとおった意見の場合はプレイヤー側がどちらの側につくかの選択権を持たせたり、
言ってることはわかるけどやってることが悪いことだから主人公は止める
みたいな感じにした方がいいと思います。

ということで悪の組織のあり方に関するめすぷりさんの価値観でしたー