

ポケモンカードゲームはほとんどゲーム化されることがなく、
ほとんどリアルカードでしかプレイすることができないカードゲームだったわけですが
実は旧背面(現在使用不可)時代は2作品だけゲーム化されたことがありまして、
それがこちらのポケモンカードGB、ポケモンカードGB2です。
左のポケモンカードGBは比較的簡単に中古で入手できますが
続編のGB2はアマゾンで中古12980円のプレミアが付いている入手困難ソフトと化してたり・・・w
ストーリーとしては
初代は各タイプのカードを使うカードクラブに挑んでクラブマスターを倒していき、
全てのクラブマスターに勝利したら四天王的な立ち位置の伝説の4枚のカードを持つ4人と戦って
ポケモンカードのチャンピオンを目指すってゲームです。
続編のGB2ではチャンピオンになった主人公の暮らす島に
GR団と名乗る集団が現れ「ポケモンカードは対戦で使ってこそ価値が有る」という理論から
舞台となる島の住人からカードを没収。
奪われたカードを取り戻すために主人公がGR団の島に乗り込み、各タイプのトリデを攻略しボスを倒しに行く
って話ですね。
このゲームでは当時のカードプールから
メタモン、マルマインを除いたほとんど全てのカードがプロモーションカード含めて実装されており、
GBオリジナルカードとしてランダム性の高い効果を持ったカードがいくつか実装されています。
流石に今のポケモンカードのように初手で相手にロックをかけたりとか
開始1分30秒で降参せざるを得ない状況に陥ることは稀ですが
サポーターカードが存在せずトレーナーカードと一元化されていた時代なので
強欲な壺ことマサキ(2枚ドロー)も
オーキド博士(手札を全て捨てて7枚ドロー)も
1ターンに何回でも使えます。w
・・・うんまあそこまでドローしたところで別にエクゾディア的なカードがあるわけでもありませんし
むしろ自分のデッキを削ってデッキロスで負ける可能性を高めることのが多いですが。w
ちなみに初代ポケモンカードGBは現在3DSでVC発売中ですが
続編のポケモンカードGB2はまだVCが出ていません。こっちのがカードも多いですし楽しいんですが・・・w
なお前々からずっと言ってますがこのポケモンカードGBシリーズ、
えびそばさん製作の萌えもん作品にかなり影響を与えてる作品でもありまして、
作中の人物や舞台がえびそばさんの作品でちょいちょい登場しております。
電気使いの四天王のスティーブが何故かプテラを手持ちに入れてるあたりとかも
GB2に登場するスティーブのデッキでは
プテラの効果で進化を封じて伝説カードのサンダーのビッグサンダーで落としたり
伝説カードのサンダーを出した時のカミングサンダーの被害を何かの化石で受けて軽減したりしていたって
原作ネタだったりしますし・・・!w
なおVCではイマクニ?登場時にしか使うことのないシステムとして
カードポン!という機能がありまして、
他のROMとゲームボーイカラーの赤外線通信機能を使うことで
ランダムにカードが1枚もらえるって機能があり、
中にはそれでないと入手できない幻のカードもあったりしたという
友達を集めて数で殴れな仕様があったりもしたのですが、
ゲームボーイカラーの赤外線通信機能ってなんじゃらほいという方も多いでしょうし説明します。

作中にも画像が出ますがゲームボーイカラーってだいたいこんな感じです。
で、このゲームボーイカラーの左上部分に黒い四角い部分があるんですよ。
そこから赤外線が出まして、10~20cmほどの距離で向かい合って密接させると赤外線通信が可能
・・・って今の3DSとかで考えると貧弱にも程がありますが
一応ワイヤレス通信のはしりとしてこんな機能があったんですよね。
・・・もちろんこの距離でないと通信できないので対戦には向きませんでしたし、
そもそも対戦できるソフトってポケモン金銀くらいしかなかった気もしますが
当時はこんな機能もありました。

後はポケモンカードGBと言えばさっきも言いましたがイマクニ?ですね。
ポケモンカードのイラストを手がける人物でちょいちょいメディア出演のあった人ですが
作中では「自分のポケモンを混乱にする」という意味不明過ぎるカードを使って
プレイヤーに強力なインパクトを残すキャラクターとなっております。
・・・なおこのカード、実在します。w
続編のGB2ではわるいポケモンを主体のデッキを使うイマクニ?REDが登場したり、
なんと戦略としてイマクニ?を活用するボスが登場したりもしましたが
真相は自分の目で確かめるんだ・・・!(ネタバレ防止で攻略してくれない攻略本的な)
というわけでポケモンカードGBの話でしたー
今のカードと比べるとカード性能は落ちますがその中でバランスも取れてますので
興味がありましたら中古やVCで触ってみてはいかがでしょうかー