twitterでの一人称の話から発展してなんやかんやあった結果
久々にすっごい心がほっこりする物語を読むことになったのでちょっと紹介しますね。
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というわけで紹介しますのがこちら。都築製作所さんで「一生に一度の、」です。
今回は珍しくノベルゲームの紹介です。

イラスト担当の方がこちらで紹介したかは記憶が曖昧ですが
最強の画力上達法「たつにきメソッド」のtthkさんで
たつにぃこんなこともしてたんだ・・・!?とものすごいびっくりしましたが
それは置いときましてさらっとストーリーから紹介します。
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親から受け継いだ遺産で悠々自適の生活をしている主人公、「藤吉郎」は
ある日ふと立ち寄った祠の倒壊に巻き込まれてしまい、
そこに突如現れた不思議な力を持つ謎の少女・・・自称「神様」から
「祠を建て直したらひとつだけ何でも願いを叶えてやる」
との取引を持ちかけられ、それに応じることになる。
そして祠完成までの間、「神様」と生活を共にすることになり、
「神様」の素性を知った「藤吉郎」は
「自分の願いを当てられたら自分が神様の願いを叶えてやる」
という考えを思いつく。
果たして藤吉郎の一生に一度の願いとは何なのか、願いを当てられたら神様は藤吉郎に何を願うのか。

って感じのストーリーです。
なお作中に選択肢や特定条件でのストーリー分岐はなく、完全な一本道ですので
ノベルゲームというよりはビジュアルノベル、サウンドノベル、
あるいはデジタルノベルと言ったほうが正しいかもです。

で、ストーリーには一切触れずとりあえず感想だけ言ってしまいますと
数年ぶりにうちの幸せゲージが臨界突破しました。
ここまで読み終わって心がほっこりしたのは
いつぞやに某ポケモン小説wikiで読んだもう題名すら覚えてない作品以来です。
体の内側からぶわっと広がってくる多幸感といいますか、
枕を抱きしめて顔を隠しながらひたすら寝返り打ちたい感じといいますか、
うん、とにかくすっごい幸せでした。

・・・って言ってあんまりベタ褒めすると実際に読んだ時に想像してた内容とのギャップとかで
ちょっとあれ?ってなりがちなので

※個人の感想です

と付け加えておきますが、うち的にこういうストーリーものすごい大好物でした。

・・・ちなみに普段からあーるじゅーはちじーなものばかり紹介してますのでまさか今回もと思われてそうですが
今回に関してはいたって健全です!
強いて言うなら酒やタバコなどで
ギリギリ12禁になりかねないくらいです!!
※むしろこれが12禁になるなら大抵の漫画は全滅する

ちなみにこういうストーリーで感動できるかって
どれだけ物語に没入できるか、どれだけ登場人物に感情移入できるかってのが大きい感がありますが
この主人公の「藤吉郎」、なかなか残念な性格してますし
同じような境遇になる可能性が非常に薄い設定ですので
微妙に感情移入しにくいところが難点ではあります。

うんまあかと言って「感情移入しやすい主人公」、「誰でも感情移入できるような」っていうと
ほとんど自我がないようなパターンになることもありますし、
主人公がちゃんと一個人としてキャラが立ってるパターンもうち的にはすっごいいいと思います。
むしろこういう場合は自分を主人公側に合わせて感情移入する方が楽しいやつです。

というわけでセーブ機能付きで好きなタイミングで好きな量読めるタイプのやつですし
ちょっとうち的にこれ全力で幸せおすそ分けしたい良作でしたので
皆さん是非読んでみてください・・・!