もう8月も後半に入ってきたので今年のポケモン映画を昨日見てまいりました。
今作は「大人でも楽しめる」的な感じでCM投げられてましたけど実際見てみると
今回同時上映の短編がなく、それでいてその分の短編要素がそこまで本編に入ってないパターンでしたので
子供向けというイメージに囚われることなかれな感じに仕上がってました。
実際大人が見てもそこそこ面白い部類だと思われますです。
・・・ただ完全に知識0で挑むのはちょっと厳しいものがある気がしますけどねw
主にプニちゃん

しかしポケモン映画とか見てると時折
「あ、この設定とかシチュエーションいいなー」ってのがあったりするんですよね。
毎年毎年舞台となる街がポケモン世界での観光地になってるレベルで魅力的なのもありますが、
そのほかにも悪役の設定とか結構そこから派生して妄想が捗りそうな感じです。

今年のポケモン映画でいうと例えば
「ネオ神秘科学の力でポケモンをトレーナーとの絆やキーストーンに関係なく強制的にメガシンカさせる」
って設定。この技術を使った悪の組織とかいても面白そうだなーとか。

通常使えない能力が使えるってのはポケモンの戦闘においてはアドバンテージですし、
そうした強力なポケモンを操る悪の組織に立ち向かうってのはシンプルですがうち的に大好物です。
「ポケモンを苦しめる」ってあたりでも悪の組織と敵対する理由付けもしやすいですし。

・・・というか仮にも世界の存亡を左右しかねないような悪の組織のしたっぱ団員が
そのへんで捕まえたようなズバットv13とか弱いポケモンばっかり出してくるのって
それほんとうに目的達成する気あるの!?下手したらそのへんの子供にも負けるよ!?w(実際負けてる)

ゲームとしての仕様上仕方ないところもありますが
リアルに悪の組織に立ち向かう感を演出するとなると
子供じゃ太刀打ちできないような強いポケモンを繰り出してくる悪の組織がいて
そこに真っ向から勝負を挑むんじゃなくてちょっとひねったところから妨害したりするような、
「主人公はいつでも最強だからなんでもできる」じゃなくて
「主人公は最初は勝ち目すらないけど後に成長して悪の組織を止めるまでに成長する」とかの方が
うち的にはここまで強くなったんだ・・・!ってのを感じられていいなーと思うので
今度はそういう方面で何か作りたいものです。うん。

さてさて脱線しまくりましたが
今回の映画見てて思ったのは「主人公」に位置するのは実はサトシ達じゃないんじゃあってのもありますね。

一応アニポケにおける主人公はサトシ一行ですしストーリーにはほぼ必ずサトシ一行が絡んできますが、
今回の映画ではストーリー自体の根幹にいるのはあくまでボルケニオンとマギアナの2匹なんだなーと。
サトシ達はほぼ確実に同じ場所に居合わせてますし協力もしますがあくまで協力してるだけであって、
自分から事態をどうこうしようというのはボルケニオンとマギアナ側だった印象です。

ですのでサトシ一行に関する知識はほとんど必要ない感じでした。※プニちゃん除く
もしかしたら今まで意識してなかっただけで前々からそうだったのかもですけどというか
よくよく考えたらミュウツーの逆襲以外ほとんどこのパターンだった気がしますけど。
うん、歳を取るとちょっと違った視点でもものが見られるようになってくるんですね・・・!w

というわけで肝心の内容にはほとんど触れてませんが
とりあえずボルケニオンと機巧のマギアナ、普通に面白い部類だと思いますので
まだ見てないポケ勢の方は見に行くの推奨ですー
というかROMの数だけマスボがもらえるチートイベントだよ・・・!?w

では最後に今年のポケモン映画の重大なネタバレだけして終わりたいと思います。
ピカチュウは落下しません!!w