エムリットとメリーの東方人形劇第二十八話:後編
~ああ、法の世界に光が満ちる~
・プレイヤー エムリット
・司会進行 黒字 時と場合による 桃字 エムリット 紫字 メリー 薄桃字 ロップル 水色字 フロン 
橙字 マガン 黄字 ピチュー
※この日記ではメスプリットの痛い一人三文芝居が繰り広げられます。
そういったものが苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
人によっては嫌悪感を抱く可能性もありますので適宜ブラウザバックしてください。
※このプレイ日記は東方人形劇ver1.8ジョウト追加パッチを弄ってプレイしています。
変更点は ・Aパチェ、Tチルノ、Hルナサをロップル、フロン、ピチューに変更 ・要所要所で出現ポケモン変更
・要所要所でイベント変更 ・要所要所でマップ変更 ・一部フィールドアイコン変更 です。
※このプレイ日記の内容は本家パッチとまるで一致しません。
※このプレイ日記に登場する人物、地名、団体、その他色々は実在のものとは関係ありません。
※常識に囚われたら負け










~前回のあらすじ~
VIVITとるなが諸事情により脱退。
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聖「私は聖白蓮。遠い昔の僧侶です。莉乃さん、メリーさん。」
ロップル「ひじりしろれん?」
フロン「格闘しそうな名前だね!」
聖「ひじりびゃくれんです!」
ピチュー「そういえばぬえって子が聖がどうとか言ってたけど・・・」
聖「・・・やはりぬえではあなた達を止められませんでしたか・・・」
エムリット「やっぱりあなたの差し金だったのね。
でもどうしてわたし達を魔界に行かせないのよ?あなたもエリスの手先なの?」
聖「エリス?誰だか存じませんが・・・私は私の正義のために動いているだけですよ。
・・・私は今まで人間と妖怪が平等に暮らす世界を目指し活動をしてきました。
それを拒んだ人間によって封印されたこともありましたが・・・
今ではカケラバトルの普及によって人間と妖怪は共によきライバルとして競い合う仲となっています。
私の望んだ世界は幻想郷においては実現しました・・・」
エムリット「・・・?それが魔界とどう関係あるのよ?」
聖「本題はここからです。この現世界には以前、ポケモンと呼ばれる生き物がいたのですよね?」
ピチュー「うん。私達一部のポケモン以外はみんな消えちゃったの!」
聖「ポケモンは現世界では人間の道具として利用され、望んでもいない戦いを強いられてきました。
人間によってポケモンは虐げられてきたのです・・・かつての妖怪のようにね。
今、ポケモンたちは魔界で人間から離れて平穏に暮らしています・・・彼らを人間の手に戻すわけにはいかない!人間はポケモンのありがたさを再認識し、お互い平等に過ごすことを考えなければならない!」
エムリット「望んでもいない戦い・・・ポケモンバトルのことかしら?
一応ポケモンたちはバトルを楽しんでいるって制作サイドは伝えてたわよね?念入りに」
メリー「まあ若干押しが弱い感じもあったけど。」
聖「・・・やっぱり人間は現世界でも変わらないな。誠に浅く、大欲非道であるッ!
ならば、この写真を見てください。これでも、ポケモン達はバトルを楽しんでいると言えるのですか?」
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エムリット「どこで拾ってきたのよこの画像!?」
ロップル「た、確かにどれもよくあるシチュエーションだけど・・・」
マガン「む・・・こいつら、すごく苦しんでいるようだが・・・」
聖「どうですか?ポケモンたちは本当に望んでこの苦しみを受けていると・・・あなたはそう言えるのですか?」
メリー「そうね、ポケモン代表のエムリット、言ってやりなさい。」
エムリット「ポケモン代表って・・・まあいいけど。
いや、確かに望んで苦しみを受けているわけじゃないわ。そんなマゾヒスティックな思考を持ってるのは
人間もポケモンも大多数じゃないわよ。・・・確かにバトルを望んでないポケモンも多いと思うわ。
でも今回はお互いの意見と関係なしに無理矢理人間とポケモンを引き離しただけでしょう?
ポケモンの中には人間と共に暮らしたいと考えてるのもいるわ。わたしみたいに。
そういうポケモンを無理矢理引き剥がすのは・・・わたしは許さないわよ。」
ピチュー「全てのポケモンがバトルに使われるわけじゃないよ!
私みたいに仕事の手伝いをするポケモンもいれば、人間と家族同然に過ごすポケモンだっている。
フロン「あたいはバトルで最強を目指してるけど・・・それは人間だってやってることでしょ?
人間同士戦って、最強を目指す・・・そのために殴られることだってあるけど、それは受け入れてるもん。
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聖「・・・そうした考えで人間とポケモンを近づけて、また犠牲となるポケモンが増えたらどうするのですか・・・
誠に薄く、軽挙妄動であるッ!いいでしょう!ならばカケラバトルで私を超えてみなさい!いざ、南無三ーー!」
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レミリア「莉乃!私のカケラを使いなさい!邪魔するものは私自ら砕いてやるわ!」
エムリット「・・・ありがとう、助かるわ!」
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レミリア「どけっ!夜王『ドラキュラクレイドル』!!」
聖「くっ・・・あなたは妖怪なのに何故人間に味方するのですか!」
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レミリア「人間に味方する?・・・私は別に人間と手を取り合うつもりもないしポケモン何かに興味もない。
私が用があるのはエリスだけよ。私の行く道を塞ぐというならどんな理由があろうと・・・叩き潰してあげる。」
聖「そうですか・・・なら自らの間違いを悔いながら散りなさい!」
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レミリア「あら、その程度かしら?」
聖「な・・・」
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レミリア「夜の王たる私にたてつこうなんて一万年と二千年早いわ!」
咲夜「お嬢様、流石です。」
メリー「・・・莉乃、大変よ。私達のプレイ日記なのにレミリアに主役を奪われかけてるわ。
エムリット「いや、別にわたしはそういうの気にしてないわよ・・・?」
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聖「ですがそう何度も全力の攻撃を続けては体力が持たないでしょう。ここから私達の反撃開始です!」
レミリア「くっ・・・だがここまで削れば十分だ。莉乃!後は任せたわ!」
エムリット「ええ!ロップル!」
ロップル「任されたよ!」
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ロップル「なんとか・・・耐えたよ!念力『マナバースト』!」
聖「何故・・・どうしてそこまで傷ついて戦うのです・・・?あなた達がそこまで傷つく必要はないのに・・・」
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ピチュー「そんなの!大切なものを守るためだよ!
私達は私達にとって大事な人のために戦ってるの!
大事な人が悪い人に傷つけられるのは誰だって嫌でしょ?」
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聖「ならそのあなた達のいう大事な人は本当にあなた達を思っているのですか?
人間にとってポケモンは使い勝手のいい道具に過ぎないと、そう思っているとは考えないのですか!?」
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エムリット「そう考えるならそもそもポケモンは人間のもとに姿を現さないと思うわ。
・・・それにどこぞの閻魔も言ってたけど、わたし達ポケモンが人間に取って代わる可能性だってあるのよ?
人間は脆いし、弱いし・・・ポケモンからすれば大したことない相手なのよ。ちょうど人間と妖怪みたいにね。
それでもポケモンが人間と共に暮らしていたのは・・・ポケモンが人間と共に暮らすことを選んだからじゃないかしら?」
聖「そ・・・それは・・・」
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マガン「世はぽけもんのことはよく分からぬがとりあえずこれだけは言わせてもらうぞ!
お前は一つの目線で物事を考えすぎだ!」
聖「・・・そうですね。私は間違っていたのかも・・・ぅ、ぁぁぁああああああ!?」
エムリット「聖!?」
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マガン「む!?この感じ、魔界の・・・な、何をする!?」
聖「あなたは少し黙ってなさい。・・・やれやれ。やはり洗脳はちゃんとかけておかないとダメね・・・」
メリー「この感じ・・・ラスボスかしら。」
エムリット「いや、ラスボスはエリスよね?・・・あなた、聖を操ってるのね。一体何者よ?」
聖?「いいわ。私のカケラと共に教えてあげる。私は・・・」
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聖?「大魔法『魔神復誦』!!」
レミリア「くっ・・・何よこの威圧感・・・私が・・・気圧されているとでもいうの・・・!?」
神綺「私は魔界の創世神、神綺・・・魔界に仇なすものは排除させてもらうわ!」
レミリア「・・・ふん!魔界神だか時戒神だか知らないが邪魔するなら容赦しないわ!」
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レミリア「・・・あ」
神綺「滅せよ・・・神罰『ジャッジメント』!」
レミリア「そんな・・・この私が!?」
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ピチュー「そんな・・・私のボルテッカーが効かない!?」
神綺「その程度で魔界神たる私に歯向かうつもりだったのかしら?
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フロン「くそー・・・これならどうだ!雪符『ダイヤモンドブリザード』!!」
神綺「・・・へえ、少しはやるみたいね。
でもこれで思い上がらないことね。このカケラは私の力の二割八分六厘にも満たないわ。
ふふ・・・魔界で直接あなた達と相対したとき・・・その時があなた達の最後よ!」
 
 
 
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聖「本当にすみませんでした。まさか私が魔界のカケラに心を操られていたとは・・・」
マガン「それよりも神綺・・・本当にそいつは神綺と名乗ったのか・・・?」
フロン「マガン、知ってるの!?」
マガン「知ってるも何も我が神だ!我が神がそのような悪事に手を染めるなど・・・あり得るはずがない!」
メリー「どうやら魔界内でも色々と問題があるようね。」
エムリット「ええ・・・急いだほうがよさそうね」
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咲夜「ではお嬢様、莉乃、メリー・・・お気を付けて。
レミリア「安心しなさい。エリスは私がぶっ飛ばしてくるわ。あなた達は宴会の用意をしながら待ってなさい。」
咲夜「かしこまりましたわ。」
聖「莉乃さん・・・メリーさん・・・どうやら魔界には強力な力を持つ妖怪がいるようです・・・
私ですら心を飲まれてしまうだけの・・・皆さん、心を強く持ってください。決して私のようにならないでください・・・」
エムリット「・・・気をつけるわ」
ピチュー「じゃあ魔界に向けて出発だね!」
レミリア「準備はいいわね?じゃあ・・・行くわよ!」
 
 
 
というわけで今回はここまで。
次回は神綺の元をめざします。
つづく