ふとうちが普通に小説書いたらどんなものができあがるのかが気になったんで
新書庫作ってちょいちょい更新してみることにしました。
文字オンリー黒一色ですので読みづらいと思いますがご容赦くださいな。
ポケモンSS:おきつね座談会第一話
~コイナリ神社の新しい仲間~
「な、なんだってぇ~っ!?」
コイナリ神社の一室でゾロアの大きな声が響き渡りました。
「オイ、あぶらげ!それは本当か!?」
”あぶらげ”と呼ばれたケーシィは眠そうな目をこすりつつ答えます。
「うん・・・このコイナリ神社に新しい仲間が来るんだって・・・」
「新しい仲間かぁ・・・どんな子が来るのかな?」
「そりゃだっき・・・雪やコンコンっていうくらいだ!氷タイプのポケモンがそろそろ来てもおかしくねぇぜ!」
「もう、あぶらげの時といい・・・ゾロは安直すぎるのよ。」
新しい仲間を予想するゾロアの考えのあまりの安直さにロコンはあきれた様子です。
「そっか?ABRAだからあぶらげ・・・いい名前だろ?な?あぶらげ?」
「zzz・・・」
「っておいっ!あぶらげ!寝るなぁぁ!?」
「全くもう・・・種族柄仕方ないのかもしれないけど、それでもあぶらげは寝すぎよ?」
「だってねむいんだもん・・・むにゃ・・・」
「駄目だ!起きろ!新しい仲間が来るのに寝ててどうする!さあ起きろ!
不意打ちされたくなかったら今すぐ起きるんだ!」
「・・・テレポート」
「逃げるなぁぁぁ!?」
「ゾロ、宣言したらそれは不意打ちでもなんでもないよ?」
・・・ここはコイナリ神社。とある地方のとある山奥にある人間が誰一人寄り付かない寂れた小さな神社です。
ここではロコンの”だっき”、ケーシィの”あぶらげ”、そしてゾロアの”ゾロ”の三匹が仲良く暮らしていました。
今日はコイナリ神社に新しくポケモンがやってくるということで、
宴の準備などしつつ3匹は盛り上がっていたのでありました・・・
そして、3匹が宴の準備を終えたころ・・・
「・・・あぶらげ、来たか?」
「まだ来ない・・・」
「そうか。・・・あぶらげ、来たか?」
「来てないってば・・・」
「ゾロ、今確認したばかりでしょう?」
「だってよ!新しい仲間が来るんだぜ?そりゃ待ちきれないだろ!」
「そりゃ私だって待ちきれないわよ?でももう少し落ち着きなさいよ!」
ほんの数十秒の間に何度も何度も確認するゾロをうっとうしそうな目で見るあぶらげ、ゾロにあきれるだっき・・・
そんな感じで数分が経った頃、いよいよ件のポケモンの影が見えてきたのでした。
「うわあー!ここがコイナリ神社ですねー!」
やってきたのはオレンジ色の体毛のポケモンです。
「誰か来たよ・・・?」
「おお!あいつが新しい仲間だな!・・・色的に氷タイプじゃないな!」
「ゾロ、まだ氷タイプ期待してたの?」
「モチのロンだ!・・・でも違うみたいだ。色的に・・・炎タイプだな!」
「えっ、それ私と被るよね?」
「丸被り・・・」
「しかもだな・・・あいつ、見た目的にはオレと被ってないか?」
「丸々被り・・・」
「それでいてあいつ進化したらエスパーでもつきそうだよな。そうなったらあぶらげ、お前とも被るよな?」
「丸々々被り・・・?」
「・・・・・・・・・」
新しい仲間の容姿で色々相談している3匹ですが、そんなことは露知らずオレンジのポケモンはコイナリ神社の境内に入ってきました。
「あのー!すみませーん!誰かいませんかー?」
やっと待ち望んだ新しい仲間が来たのですが、3匹はどう出たものか迷っているようで・・・
「き、来たよ・・・?」
「えっと・・・誰が行く?」
「誰って・・・そりゃあ・・・誰だ?」
「あ・・・じゃあ僕が・・・」
「いや、あぶらげに任せるわけには行かないわ!それなら私が!」
「大丈夫・・・何とかする・・・」
「あなたに任せると話の途中で寝そうじゃない!」
「平気・・・僕が・・・」
「いや、私が!」
「それならオレが」
「どうぞどうぞ」
「行きたいのか行きたくないのかどっちなんだよお前ら!?」
そんなこんなでゾロが出迎えに行くのでした。
「あのー!・・・あれー?いないのかなー・・・」
「よ、よお・・・お前が新しい仲間・・・か?」
「あー!はじめましてー!うちはフォッコの”ふぉー”ですー!」
「ふぉー?何か間延びした名前だな・・・俺はゾロアの”ゾロ”だ。
で、・・・っておい!何でオレ一人で出迎えてるんだ!?お前らも来いよ!?」
「出るタイミング逃したんだもん!仕方ないじゃない!私はロコンの”だっき”よ。」
「僕はケーシィの”あぶらげ”・・・」
「はいー!ゾロさんとー、だっきさんとー、あぶらげさんですねー!」
「オウ、これからよろしくな!ふぉー!」
「よろしくね!ふぉーちゃん!」
「よろしく・・・ふぉーちゃん・・・」
「・・・あのー、うち男の子ですよー?」
「えっ」
「えっー?」
そんなこんなで、フォッコのふぉーが新しく加わったコイナリ神社のポケモン達。
彼らにはこの先どんな出会いが、どんな事件が待ち受けているのか・・・
それはまた次回、お話しするかもしれません・・・
・・・あれ?何で絵本チックになったんだろうorz
何かめがっさ子供向けな感じに仕上がりましたね・・・w
とりあえず書くネタが無い日、何となく雑談記事書きたい時とかは
こんな感じで小説書く練習でもしてみようかと思います。
信じられるか?このクオリティで母親に「就職決まらなかったら何か小説書いてみろ」って言われたんだぜ・・・?
無茶言うな!と言いたい。ものすごく。
・・・でもこういう文章書くのは大好きですw
~おまけ~

ロコンはどうする?(タイプ、モチーフ被り的な意味で)