エムリットとメリーの東方人形劇第九話:前編
~あなたの名前は~
・プレイヤー エムリット
・司会進行 黒字 時と場合による 桃字 エムリット 紫字 メリー 薄桃字 ロップル 水色字 フロン
茶字 VIVIT 薄紫字 ????
※この日記ではメスプリットの痛い一人三文芝居が繰り広げられます。
そういったものが苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
※このプレイ日記は東方人形劇ver1.8ジョウト追加パッチを弄ってプレイしています。
変更点は ・Aパチェ、Tチルノをロップル、フロンに変更 ・要所要所で出現ポケモン変更
・要所要所でイベント変更 ・要所要所でマップ変更 ・一部フィールドアイコン変更 です。
※このプレイ日記の内容は本家パッチとまるで一致しません。
※このプレイ日記に登場する人物、地名、団体、その他色々は実在のものとは関係ありません。
※常識に囚われたら負け
~あなたの名前は~
・プレイヤー エムリット
・司会進行 黒字 時と場合による 桃字 エムリット 紫字 メリー 薄桃字 ロップル 水色字 フロン
茶字 VIVIT 薄紫字 ????
※この日記ではメスプリットの痛い一人三文芝居が繰り広げられます。
そういったものが苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
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変更点は ・Aパチェ、Tチルノをロップル、フロンに変更 ・要所要所で出現ポケモン変更
・要所要所でイベント変更 ・要所要所でマップ変更 ・一部フィールドアイコン変更 です。
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※常識に囚われたら負け
~前回のあらすじ~
\やってやんよ!/\われにおまかせを!/



エムリット「ちびもみじのレベル上げをしてたら進化したんだけど・・・カケラも進化するのね」
メリー「ええ。ポケモンと比べると全体的に進化レベルが遅いのが特徴ね。」
VIVIT「・・・はっ!じゃあ私もレベルを上げれば元の姿に戻れるんじゃ!?」
エムリット「試してみる価値はありそうね・・・まあでも今は普通にタマムシを目指しましょう」

ロップル「タマムシシティに!」
フロン「着いたよ!」
VIVIT「私のいたところほどじゃないけど活気にあふれた町ね。」
エムリット「さて、早速ゲームコーナーの調査に行きましょう」
メリー「・・・待って莉乃。」
ロップル「?・・・メリーどうしたの?」
メリー「風の噂であなたがスロットが得意だと聞いたわ。
よかったらその実力、私に見せてくれないかしら?」
エムリット「・・・どこで聞いたのよ?」
メリー「機密事項よ。」

エムリット「・・・とりあえずコインを60枚手に入れたわ。これがなくなったら帰るわよ」
メリー「ええ。それでいいわよ。」
フロン「あたいエムリットがスロットするの見るのは初めてだよ!」
ロップル「私は一回やらせてもらったんだよ!」
VIVIT「真昼間からギャンブル・・・こんなんでいいのかな・・・?」
~約1時間後~

エムリット「ちょっとてこずったけど無事4000枚集められたわね」
メリー「・・・流石ね。」
フロン「エムリットすごい!」
VIVIT「ご主人様・・・このスロット、私の知っているスロットじゃありません・・・」
エムリット「さて、技マシンでももらいに・・・」
??「・・・お客様?」

黒服「困るんですよねぇ・・・このまま帰られては!」
エムリット「・・・何よ?わたしはズルはしてないわよ?」
黒服「そんなことはどうでもいいのです。元手0から8万円も勝たれては私の立場がありません・・・
カケラバトルでせめてあなたの所持金だけでも奪わせていただきます!」
メリー「・・・まあ気持ちだけは分かるわね。」
VIVIT「大損ってレベルじゃないですもんね。」
エムリット「あなた達どっちの味方なのよ!?」



黒服「さあ!行きなさい!ここあ!ちびパ・・・あるぇ!?」
エムリット「はい。わたしの勝ちよ。これで気は済んだかしら?」
黒服「ぐ ぐーッ!そんな馬鹿なーッ!?」

黒服「仕方ありません・・・ではこうしましょう。あなただけに特別に景品を割引します。
普通は9999枚のコインが必要な景品を・・・4000コインで交換させましょう。どうかこれでご勘弁を・・・」
メリー「仲間が増えるよ!やったね莉乃ちゃん!」
エムリット「それフラグだからやめて」
ロップル「でもコイン9999枚って・・・もしかしてポリゴン?」
フロン「ポリゴンは人口のポケモンだけど消えなかったのかな?」
エムリット「分からない・・・けどまあもらって損はしなさそうね」
VIVIT「でも8万円も損してるのにさらに割引かけるってどういうことかしら?」
メリー「案外カケラは単価が恐ろしく安かったりするのかもしれないわよ?」
エムリット「・・・黒いわね」

エムリット「・・・あれ?」
フロン「エムリットどうしたの?」
エムリット「スイッチがないのよ・・・これじゃあアジトに入れないわ」
メリー「案外ここはただのゲームコーナーだったりするんじゃないかしら?」
エムリット「うぅ・・・確かにさっきの黒服はレミリア団の格好だったのに・・・」

エムリット「・・・このぎょくとっていうのが件の割引されたカケラかしら?」
ロップル「ぎょくとって何だろ?」
フロン「あたい知ってるよ!えっと・・・とりあえず出し得な技なんだよね!」
メリー「そうね。→\↓/←→Bで出せるけど優秀な設置技よね。」
エムリット「どこの犬若丸よ!?」


エムリット「さて、一応もらってみたけど・・・」
ぎょくと「あ、あなた達は・・・?」
メリー「あなたをいじめに来た・・・いや、あなたを食べに来たのよ。」
ぎょくと「ひえぇっ!?わ、私食べてもおいしくないですよ!?」
エムリット「メリー、話がややこしくなるからやめて。
わたしは莉乃。で、こっちがメリー。大丈夫よ。あなたをいじめも食べもしないから。」
ロップル「私はロップルだよ!」
フロン「あたいはフロン!最強の氷ポケモンだよ!」
VIVIT「”美少女”メイドロボのVIVITです。」
エムリット「VIVIT、自分で美少女ってつけるのはどうかと思うわよ・・・?で、あなたは?」
ぎょくと「はい。私は月の都で餅つきの仕事をしてる兎です。」
エムリット「月の都・・・?」
ロップル「それってまさかお空に浮かんでるあの月!?」
ぎょくと「そうです。月の科学力を持ってすれば地上の民に都の存在を気づかれないよう
隠蔽するのもわけないですからね。にわかには信じ難い話かもしれませんが・・・」
メリー「・・・まああなたがここで話したことで月の都の存在はバレてしまったわけだけど。」
ぎょくと「・・・はわわっ!?」
エムリット「・・・別にわたし達は月に攻め込もうなんて考えてないから大丈夫よ。
で、えっと・・・あなた、名前は?」
ぎょくと「・・・ありません。兎はいっぱいいますからね。いちいち名前なんてもらえませんよ。」
メリー「我輩は玉兎である。名前はまだない。と。」
エムリット「どこかの軒下でにゃーにゃー鳴いてたりはしないと思うわよ?
そもそも兎は発声器官ないし・・・あれ?」
ぎょくと「?」
エムリット「・・・なんでもないわ。でも名前がないってのは不便よね・・・
わたしもちょっと前まで名無しだったし、名前がない辛さは分かるわよ」
VIVIT「・・・じゃあロップルとフロンは?」
フロン「えっ?あたいは種族もフロンだけど名前もフロンだよ?」
ロップル「私も一応サクラって名前はあるけどあんまり好きじゃないからロップルって呼んで!」
エムリット「・・・ロップル名前あったのね」
フロン「・・・あっ!いいこと思いついた!」
メリー「お」
エムリット「お前、俺のケツの中でとか言ったらゴッドブラストね」
メリー「・・・同じ意見よ、私も。」
フロン「名前が無いならあたい達で名前をつけてあげようよ!」
ロップル「それいいね!早速考えよう!」
ぎょくと「えっ・・・いいんですか!?私なんかに名前をくれるんですか?」
エムリット「ええ。じゃあ、早速名前を決めましょうか」
メリー「まずは無難にレイセン二号かしら?」
ぎょくと「へっ?・・・二号って何ですか?」
エムリット「そもそもレイセンはどこから出たのよ・・・」
ロップル「じゃあウサちゃんなんてどう?」
ぎょくと「それは安直すぎですよ・・・もっと格好よくて、素敵な名前が欲しいです。」
フロン「じゃあ・・・ジューダス!ジューダスはどう!?」
ぎょくと「ジューダス・・・格好いいです!でもどういう意味なんですか?」
メリー「分かりやすく言えば”裏切り者”ね。」
ぎょくと「・・・却下でお願いします。」
メリー「閃いたわ。・・・ビビジランテソンテネグロホメストーニカルマンドーレポポスなんてどうかしら?」
ぎょくと「え?ビリジ・・・なんですか?」
メリー「ビビジランテソンテネグロホメストーニカルマンドーレポポスよ。ちゃんと兎の名前だし。」
ぎょくと「あ、あの・・・えっと・・・」
メリー「ダメ?じゃあ寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の(中略)長助なんてのもあるわよ?」
エムリット「長い!長すぎるわよ!」
VIVIT「あっ!じゃあ私も案があります!光翼型近接支援残酷戦闘姫とかどうですか?」
エムリット「どこのドゥームよ!?」
ロップル「キャプテンファンタスティックファスターザンスーパーマンスパイダーマン
(中略)フラッシュコンバインド!」
エムリット「名前の長さを競うゲームじゃないわよ!?」
VIVIT「じゃあ短い名前にしなきゃ。よくよく考えたら5文字以内じゃないといけないんだし。」
フロン「じゃあジューダスでいいよね!」
ぎょくと「私、まだ月の都を裏切る気はありませんよ~!」
メリー「じゃあ・・・月乃うさぎなんてどうかしら?」
ぎょくと「ウサちゃんよりはいいですが・・・」
エムリット「・・・6文字よ。」
フロン「じゃあ漢字で月って書いてライトなんてどう?」
エムリット「新世界の神になりそうだからやめて」
ロップル「そういえばまだエムリット何も言ってないよ?」
メリー「そうね。ケチばかりつけてないであなたも考えて頂戴?」
エムリット「・・・分かったわよ。・・・・・・」
~10分経過~

エムリット「ルナ・・・なんてどうかしら?」
メリー「遅い!遅すぎる!」
エムリット「そういうのパッて考えるの苦手なのよ・・・で、どうかしら?」
ぎょくと「・・・やっぱり安直ですが・・・これでいいです。他の人に任せると変なことになりそうですし。」
ロップル「ひどいよるなちゃん!私達真剣に考えてるのに!」
エムリット「そうね・・・そういう気持ちは大事よ。でも名づけで悪乗りはしないで。
名前っていうのは一生付きまとうものなんだから」
るな「そうですね・・・では・・・これから私は”るな”ですね。よろしくお願いします!」
フロン「うん!よろしくね!るな!」
VIVIT「これからよろしくお願いしますね!」
メリー「普通な名前だけどしょうがないわね。莉乃、上出来よ。」
エムリット(・・・メスプリットの親戚の名前だなんて口が裂けてもいえない)
るな「・・・はっ!?」
メリー「・・・どうしたのかしら?」
るな「他のみんなが助けを呼んでる・・・あぁ、どうしよう!?
このままじゃみんなが他の地方に連れてかれちゃう!」
エムリット「何?変な電波でも受信したの?」
るな「違います!私たち玉兎のテレパシー能力で
ここに捕まっている他の玉兎からの救難信号を受けたんです!」
ロップル「他の玉兎・・・?るな以外にも玉兎がいるの?」
るな「はい・・・私達は以前、地上に観光に来てたのですが・・・その時、黒い服の奴らに捕まえられ・・・
月の羽衣も奪われ、月に帰ることもできず・・・ここで景品として売り出されたのです・・・」
エムリット「・・・やっぱりここはレミリア団が絡んでたのね
・・・でもポスターの裏にはスイッチが無かったわ。本当にここに入り口はあるのかしら・・・?」
るな「もしかしたら、あそこかもしれません・・・」
エムリット「あそこ・・・?」


エムリット「・・・こっちだったのね」
メリー「見事に裏をかかれたわね。じゃあ、入り口も開いたことだし行きましょうか。」
るな「お願いします・・・仲間を・・・助けてください!」
後編に続く