エムリットとメリーの東方人形劇第四話
~確かにとりね~
・プレイヤー エムリット
・司会進行 黒字 時と場合による 桃字 エムリット 紫字 メリー 薄桃字 ロップル 水色字 フロン
茶字 VIVIT
※この日記ではメスプリットの痛い一人三文芝居が繰り広げられます。
そういったものが苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
※このプレイ日記は東方人形劇ver1.8ジョウト追加パッチを弄ってプレイしています。
変更点は ・Aパチェ、Tチルノをロップル、フロンに変更 ・要所要所で出現ポケモン変更
・要所要所でイベント変更 ・要所要所でマップ変更 です。
※このプレイ日記の内容は本家パッチとまるで一致しません。
※このプレイ日記に登場する人物、地名、団体、その他色々は実在のものとは関係ありません。
※常識に囚われたら負け
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ~前回のあらすじ~
ヤマメにボコボコにされるかと思ったがそんなことはなかった。
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エムリット「さて、グレーバッジも手に入れたしハナダシティを目指しましょう」
メリー「ええ。じゃあこれといったイベントも無いし・・・パッと行く?」
フロン「パッと行く!」
エムリット「いや、パッと行くって何よ?」
メリー「大人の事情よ。」
 
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ロップル「オツキミ山のふもとに着いたよ!」
エムリット「・・・え?さっきまでわたし達、ニビシティにいたわよね?」
VIVIT「何言ってるの?ちゃんとここまで歩いてきたじゃない。」
フロン「エムリット、具合でも悪いの?」
エムリット「えっと・・・何かここ数時間の記憶が無いのよ・・・」
メリー「そう・・・何も覚えてないのね。あなたがキングボン○ーと化して社長さんに甚大な被害を・・・」
エムリット「どこの電鉄よ!?」
ロップル「・・・あれ?そういえばメリーはそこで何してるの?」
メリー「ちょっと商談を。」
VIVIT「商談・・・?」
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因幡「お嬢ちゃん!あ・な・た・だけに!いいお話があるんだけど・・・」
エムリット「コイキングならいらないわよ」
因幡「とんでもない!あんな骨と皮とウロコしかないような魚、売りようがないよ!」
ロップル「何かバクソウオを思い出すね・・・」
メリー「まあ、過去にはその骨と皮とウロコしかないような魚を3万円で売った猛者もいるのだけど。」
因幡「へぇ・・・でも私にはそんな詐欺まがいのことできないわ。
・・・さて、本題よ!めったに手に入らないとっても貴重な秘密のカケラ、・・・とりがなんとたったの500円!
どう?買ってみない?」
エムリット「え?今なんて?」
因幡「だから…とりよ。買い手なんていくらでもいるし買わないなら私は他に行っちゃうよ?」
エムリット「いや、さっきあ・な・た・だけに!とか言ってたわよね」
因幡「あはは!お嬢ちゃんするどいなぁ!・・・で?どうする?買う?」
フロン「エムリットどうするの?」
VIVIT「今の私達の所持金的に買っても問題はなさそうだけど?」
エムリット「・・・まあ図鑑完成の助けにはなるわよね。わかったわ。買うわよ」
因幡「毎度ありー!ささ、こちらが品物よー。」
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エムリット「何よこれ!?」
メリー「・・・確かにとりね。」
ロップル「にとりじゃなくてとりだよ!?」
エムリット「ちょっとこれってどういうことよ!?」
因幡「え?私嘘はついてないよ?だってほら。ちゃんと・・・とりでしょ。
それに間違いなくこれはカケラよ。だからノークレームノーリターンってことでよろしくね!」
エムリット「いや確かにとりだけど!」
ロップル「だからにとりじゃなくてとりだよ!?」
メリー「まあ、彼女の発言に嘘はないし、買ってしまった以上私達で責任をもって処分しなきゃ。」
エムリット「処分?」
メリー「莉乃。今日の昼食はフライドチキンがいいわ。」
フロン「あ、じゃああたいも!」
エムリット「・・・いいのかしら」
メリー「大丈夫よ。食用に乱獲されすぎて一時絶滅の危機に瀕した鳥ポケモンだっているもの。
鳥ポケモンを食べること自体は倫理的になんの問題もないわよ。」
エムリット「・・・法的には?」
メリー「絶滅危惧のポケモンを食べるのは禁止。ただしカケラは対象外。完璧ね。」
VIVIT「私の兵装が光って唸る!食材を焦がせと輝き叫ぶ!光熱『シャイニングヒーター』!」
ヤゴコロさん「センター内で火器の使用は禁止です!!」
 
~数十分後~
 
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因幡「ふぅー。なかなかおいしかったよ。悪いね。私までご馳走になって。」
エムリット「いや、あなた草食動物よね・・・?」
因幡「細かいことは気にしない。・・・そうだ。せっかくご馳走になったんだし、
お礼にハナダシティまでの近道を使わせてあげるよ。」
ロップル「近道?」
因幡「まあ外に出てみれば分かるよ。じゃあ、お嬢ちゃん!また会えるといいね!」
エムリット「一体どういうことかしら・・・?」
フロン「とにかく外に出てみよう!」
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エムリット「うわあ」
ロップル「入り口が階段になってるよ!」
メリー「でもこれで面倒なダンジョンを突破しないでハナダシティにいけるわ。
あの兎・・・因幡とかいったかしら?には感謝しなきゃね。」
VIVIT「これで私の通信機を直してもらえるのね。ご主人様、待っててください!」
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フロン「ハナダシティに着いたよ!」
エムリット「で、その凄腕のエンジニアっていうのはどこにいるのよ?」
メリー「ふふ、それは・・・」
ロップル「それは・・・?」
メリー「実は私もよく知らないのよ。
フロン「だあああぁ!?」
VIVIT「じゃ、じゃあどうするんですか!私の通信機!」
メリー「大丈夫よ。この町の人に聞けばいずれは分かるわ。」
エムリット「ずいぶん適当ね・・・」
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第一町人「凄腕のエンジニア?それってもしかしてにとりちゃんのこと?」
ロップル「にとりじゃなくてとり」
エムリット「ロップル、そのネタはもういいから」
第一町人「にとりちゃんなら北の岬に住んでるわ。私もたまに機械の修理をお願いするんだけど・・・
にとりちゃん、本当に機械の修理が上手なの!もう河童の技術力は世界一ィィィ!って程に!」
エムリット「・・・そう。分かったわ。ありがと」
 
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エムリット「北の岬ってマサキのいたところよね?」
メリー「ええ。何でもマサキが実家に帰ってるとかで一時的に家を貸してるそうよ。」
エムリット「・・・その情報があるなら何でエンジニアの場所が分からなかったのよ」
メリー「あら、エンジニアがにとりって名前とは知らなかったもの。仕方ないじゃない。」
フロン「そんなことより!早くにとりに会いに行こう!」
エムリット「そうね・・・?」
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チルノ「待ちなよ!」
エムリット「あなた・・・誰よ?」
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チルノ「あたいはチルノ!カケラバトル最強を目指す氷の妖精だい!
ここのゴールデンディザスター五人抜きにはあたいが参加するんだ!
ロップル「ゴールデンディザスター・・・?何それ?」
メリー「獄滅極戮至高兵器。ようは大佐蜂ね。」
エムリット「大佐蜂5人抜きってそれ何て無理ゲーよ・・・?」
VIVIT「いや、ゴールデンボールブリッジの言い間違いでしょう?」
チルノ「そう、それだよ!・・・もしかしてあんた達も挑戦するの?」
エムリット「ええ。この先に用があるから」
チルノ「だったら!カケラバトルで勝った方がゴールデンボンバー五人抜きに挑戦する!それでいい?」
エムリット「そもそもあれ5人もいたかしら・・・?」
フロン「あたい知ってるよ!こういうときは誰かと2回戦えばいいんだよ!」
VIVIT「だからゴールデンボールブリッジの言い間違いだってば!」
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チルノ「行けっ!最強のあたいのカケラ達!」
エムリット「よーせい・・・?髪の色的に草タイプかしら・・・?」
メリー「その理論で行くと博士の持ってた早苗も草タイプになるわね。」
エムリット「名前からして草タイプっぽいわね」
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チルノ「先手必勝だ!大ちゃん!はたく攻撃!」
VIVIT「そんな攻撃カスリ傷です!私には効きません!」
チルノ「ああっ!大ちゃんのカケラが!」
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チルノ「だったらこいつでどうだ!しろりりー!」
フロン「ここはあたいに任せて!」
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フロン「凍りつけ!雪符『パウダースノー』!」
チルノ「っ!凍らせるのはあたいの千倍特許だよ!真似するな!」
エムリット「字が違う字が違う」
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チルノ「負けるもんか!行け!あたいのカケラ!」
VIVIT「氷なんて私の炎で溶かしてやりますよ!」
チルノ「ふんだ!そんな掃除しか能の無いメイドロボには負けないよ!」
VIVIT「な、なんですって!?」
ロップル「VIVIT!挑発に乗っちゃダメ!」
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チルノ「チャンスだ!氷符『オーロラビーム』!」
VIVIT「そんな・・・!?」
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フロン「バッカじゃないの!あたいには氷技は効かないよ!」
チルノ「バ・・・バカって言うほうが馬鹿なのよ!バーカ!」
フロン「あたいはバカじゃないもん!」
チルノ「あたいだってバカじゃないもん!」
エムリット「そこ、張り合わない」
ロップル「何かフロンとこの子って雰囲気が似てるよね・・・」
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フロン「くそー・・・でも!威張るのおかげで攻撃が上がってるよ!」
チルノ「あたいだって!」
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フロン「駄目だ・・・レベルが足りないよ・・・」
チルノ「ふん!あたいの力思い知ったか!」
エムリット「二人して何同じような行動とってるのよ」
メリー「思考パターンも似てるんでしょうね。きっと。」
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チルノ「さあ!残るはお前だけだよ!混乱で自滅しちゃえ!」
ロップル「私は・・・そんな挑発には乗らないよ!」
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ロップル「火符『フレアショット』!」
エムリット「あれ?ロップルって火の粉覚えられたかしら・・・?」
ロップル「こっちにきて急に使えるようになったの!」
メリー「・・・もしかしてフロンとチルノみたいに似たポケモンとカケラで
覚える技を互換してるんじゃないかしら?」
フロン「えっ!?じゃああたいの覚える技はこいつと同じなの!?」
チルノ「ちょっと!口調といい自分の呼び方といい・・・どこまであたいをまねする気!?」
フロン「あたいだって好きで真似してるんじゃないもん!」
チルノ「何をーー!?」
エムリット「はいはい喧嘩しない」
ロップル「じゃあ、私と似たカケラがこのカントー地方にいるのかな?」
メリー「そういうことになるわね。」
ロップル「私と似たカケラ・・・どんなカケラなんだろ?」
 
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チルノ「くそー・・・あたいの最強のカケラが負けるなんて・・・ねえ、あんた、名前は?」
エムリット「わたし?・・・わたしは莉乃。エムリットの莉乃よ」
チルノ「リノ・・・わかった!リノ!次は負けないよ!」
フロン「あたいだって負けないからね!」
チルノ「あんたには言ってない!」
フロン「何ーー!?」
エムリット「・・・メリー。似たもの同士ってこうもかみ合わないものなのかしら?」
メリー「あら、人間って意外と自分のことを嫌いだったりするものよ?」
エムリット「・・・わたし達はポケモンなんだけど」
メリー「ああ、そうだったわね。」
VIVIT「じゃあ、バトルに勝ったし早速岬にいるエンジニアのところを目指し・・・」
 
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チルノ「・・・絶対負けないよ!」
エムリット「はいはい。2回も言わなくて大丈夫よ」
 
というわけで今回はここまで。
次回は岬の凄腕エンジニアに会いに行きます。
つづく