いやぁ・・前回、電話回線のトラブルで鑑定できなかった方が、
本日、ニフティさんの電話鑑定待機中に、またお電話くださいました。


ありがたいわぁ…。



トラブルは、本当はない方がいいのですが
あることを前提にお仕事しないとだめなのかなという気もします。



でも、あって当たり前と思うのではなく、そのあとに、いかにお客様にフォローをし、
原因を確かめて、それが2度と起こらないようにすることが必要なんですよね。

でないと、不安が不安を呼ぶという、マイナスのループが始まります。
一時期は、それに入っていたのではないかというくらい
わたしも不安定な時期がありましたよ。




というところで続きです。




具体的なことは考えていなかったとしても、
漠然とした不安や心配を持っていた場合、
その感情を体感できるようなことが引き寄せられる…と前回書きました。


例えば、好きな人に告白し、
いいお返事をもらえてお付き合いできたにもかかわらず、幸せすぎて怖い。
この幸せは長くは続かないのではないかと思ってしまった場合。

彼と別れる要素が全くないご縁の場合は、
なにが起こるかというと、「彼を疑うような出来事」が目の前に現れます。

よく少女漫画などであるネタですが、
妹さんや、いとこなどを浮気相手と間違えるとかね。

実際に、それ(浮気)が事実としてあるかどうかではなく、
たまたま、そういうところを見てしまったがために、
不安の感情が現実となった…というのも、引き寄せの一種です。


なにも悪いことが起こらない。
平穏な日々が続いてるからこそ、
近々なにかが起こってしまうのではないかという不安。

それすらも、その何かが起こってしまうという状態を引き寄せます。

具体的にその何かを考えていなくとも、
不安がったり、心配ばかりしていると、
その感情を持つことができる現象が起こります。

これが、負の引き寄せです。

でも、これをマイナスにとらえているのは、わたしたちの側だけであり、
引き寄せの原理としては、その感情を受け取ったので、
その感情と同じものを返してくれたということなのです。


ですから、多くのワークや本では、
「マイナスを考えずにプラスを考えなさい」と言われるのですね。

でも、不安なものは不安。
心配だって、するなと言われて意識を向けないようすればするほど、
心の中に刻まれてしまいます。

だからこそ、わたしはクライアントさんに言うのです。
不安は、表面に出しましょう。

ふとした拍子に、頭の中でループする曲だって、
口に出して歌ってしまえば消えるように
不安も、表に出すことで薄まります。

誰かに不安を吐露して、笑い飛ばしてもらえたら、
それだけでも気が楽になります。
万が一、本当に真剣に考えないといけない不安であれば、
それを回避する方法を、誰かが教えてくれるかもしれません。


どうせ引き寄せるのなら、不安がっているだけではなく、こういう不安がある。
Aになっては困るという現実があるならば、Aになると困るということを認める。
そのうえで、Bになるための手段を引き寄せるよう、
欲しい状況を望むという、波動を出していけばいいのです。

不安を不安として残したまま、
Aになっては困る・・・困る・・・とつぶやき続けていれば、
「Aになって困った瞬間」がやってきます。

Aになりたくないなら、どうなりたいのか?
Bになったら、まだまし。
Cだったら、もっといい。

そうやって、まず、いくつでもいい。
満足のいくものでも、妥協できるものでもいい。

自分の中でその不安と向き合うための、別ルートを見つけてください。

そして、意識をそっちに集中させます。
そのためには、ちゃんと、不安と向き合う必要があります。

なぜなら、一足飛びにCという状態を望んだとしても
心の中に、「でも、こうなっちゃうかもしれないし・・・」
というような思いが出てくると、そこで滞りが出来てしまいます。


さらには、そっちで引っかかっていると、
やはり、こうなっちゃうかもしれない・・・という、そっちが引き寄せられて
やはり、負の無限ループができます。


不安と向き合い、どこに心配や不安、恐怖を感じるのかを認め、
見極めることができると、単に理想の状況を望むだけの時より
自分がまず、なにを望むところから始めればいいか・・が分かるのです。

敢えて、考えるなと言われていることを考えるコトで、
「なんだ、そんなに心配しなくても、こういう方法もあるんじゃないか」
という方向に、意識を持つことができるようになる場合もあるのです。


んなこといったって、考えちゃってムリなんだもん! 
という場合も、あるよね。うん、あるよ。


その場合の考え方は・・・また今度書くかなぁ…