2009/06/09


えっとですね。
メッセージでご質問いただいたわけですよ。

「復縁とかのブレスで、アメジストは冷静にするって書いてありますけど
 他のサイトでは、大人の恋愛とか、官能的とか恋愛用の石になってますけど?」

つーような、そんなご質問ですね。


まず、それにお答えする前にアメジストの伝説から…
ギリシャ神話の世界のお話です。

バッカスという、お酒の神様がおりました。
バッカス神は、宴で程よく(あたしはそれ以上だったと思うんだが…)お酒が回り、
気持ちよ~くなった勢いで、自分のお供のピューマ(虎という説もあり)に、最初に自分の前をとおった人を襲わせようというイケナイ遊びを企ててしまったのですね。

で、運悪くそこを通りかかったのが
月の女神につかえていた美少女アメジストちゃん。
バッカスがピューマにアメジストを襲わせようとしたその時

自分の可愛い女官の危機を察知した月の女神が、アメジストちゃんを透明の水晶に変身させて助けたのです。(・・・ホントに助かったのか?)

そして、自分のせいで水晶にされてしまったアメジストを見たバッカス神は
その水晶に、持っていたぶどう酒を注ぎ、
己の罪というか、愚かな行為を恥じてもう二度と馬鹿なことはしないと誓ったのです。
ぶどう酒を注がれた水晶は、綺麗な紫色に染まり、今日世に広まっているアメジストとなったということです。

・・・というわけで、ですね。
命は助かったけど、水晶になっちゃったってのはどうなのよと思いつつ。
元に戻せなかったのかしら?という疑問も残りつつ話を進めます。

まぁ、この伝説からいうとですね、
狂気をいさめるというか、冷静にさせる石ということになるわけです。

で、ついでに言うと、持っていると二日酔いにならない石ともいわれてますし
転じて、禁酒・禁煙の石ともなっているわけですね。
(禁酒はともかく、禁煙の効果は試してないからわかんない…)

で、ご質問者のおっしゃる恋愛についてなんですけどね。

恋愛の石は、クォーツ(水晶)ファミリーの中ではローズクォーツだと思います。
でも、それは単なるおこちゃまの恋愛とも言える
「ただただ、好き。思いを伝えたい。両思いになりたい。一緒にいたい」
それだけのものだと、わたしは思います。

ただ、それって恋愛の基本だから、絶対的に必要な感情だよね。
でも、大人な恋愛のためには、それだけじゃダメだと思います。

パワーストーンというのは、組み合わせることによって、その効果を増していくものだと思います。

で、アメジストの場合。
ローズクォーツと組み合わせることで、甘いだけの恋愛ではなく
相手を冷静に見極める目を持たせてくれます。
結婚相手としてふさわしいか相手を見るとか、
自分の行動を見直したりとかできるわけですね。

なので、大人の恋愛(持続させること含む)をするには、アメジストを入れたほうがいいというわけです。

インカローズもその点、効果的なんだけども
こちらは、ある意味体の関係をもった大人の関係(しかもラブラブ度高しw)という意味合いで使っています。
やっぱり、結婚に向けた恋愛としては、ちょっとアメジスト入れたほうがいいかなーとも思いますけどね。

アメジストの官能的・・というのは、お酒の逸話があるところから
大人な恋愛・・という意味が取られたのだと思っています。

でも、アメジストの語源って、ギリシャ語の
「amethustos(酔わせない)」という言葉からきてるっていうから
相手をとりこにしちゃう意味での官能なら
相手を酔わせるためには、自分が冷静でいなきゃならないから、有効かもしれないよね

という、そんな感じのお答えでした~♪



***追記***



官能的で思い出した(汗

えっと、同じ伝説なんだけども、別のもあってね。
これは、猛獣に襲わせるというものなんですが
もうひとつは、酒に酔ったバッカスが
アメジストちゃんのあまりの美しさに理性をぶっとばしちゃって
いわゆる、その、あの~
襲っちゃえ! ってな行動に出た…といわれるものがあるんですね。

ま、それも未遂で終わって、結局理性を取り戻して・・のあとは同じなんですけど。

その意味で、アメジストが男性の理性をぶっ飛ばして
虜にさせるという効果も言われているのかな…とも思いましたです。はい。




そして、この日記を書いた当時、マーヤ先生からコメントいただきましてね。

たしか、どっかに、このアメジストちゃんは本当の愛を注がれて
人間ってか人型に戻ったってのがあったはず・・・
んだから、真実の愛も入っているんだったかな。

紫色の高貴な愛だよね~。


ってのもあるそうですよっ!