アナリストや投資家の質問
- それは意味をなすことか?
- 論理的な経営戦略か?
- 売り上げが伸びている商品の説明の後、「業績への貢献度は?売上および利益の何%を占めるのか?来期ないし数年後に何%くらいの貢献度になるのか?」
- 競合他社と比べてどうなんだ?
アナリストの仕事は「1株あたり利益をいかに正確に予測するか」
- IRは経営者と投資家の評価のギャップをなくすこと
- IRが良かったか判断できるのは悪い情報を流したとき
- 決算発表後の3~4ヶ月の業務が山の上に山
- アニュアルレポートの校正漏れ(特に数字)は辞任もの
- IRに関して「どこまで言う、言わない」の線引きをIRスタッフ間、経営者とも確認しておく
- 嫌なアナリストほどミーティングに呼ぶ
- アナリストと口論しない。相手のペースにはまる。
- アナリストには一人で会うな、二人で会え。一人が間違えても片方が訂正できる。口論になりそうなときでももう一人が間を取り持てる。ひとりは記録係にもなれる。
- アナリストからの問い合わせにはその日の内にこたえる
- 答えられない質問にはヒントとなる客観的事実を述べる
IR担当者はEVA、ROEなどの数字を押さえておかなくてはいけない
株主総会で説明するときは後ろのスライドを見ずに聴衆だけ見る。
計画を作ることが目的になってる会社が多い。計画を理詰めで何故そうなるか必要。経営者の直感を理詰めにする。会社が資金を得た後どのような会社に、中長期目標を終えるとどうなるかのビジョン説明。
IRよりよくする方法
- 投資家との面談
- 悪い情報も開示する(資本コスト上昇を抑える、業績が低迷する前に発表しないと不信感を持たれる)
- 世界基準のIR
- 支持層に偏りがない
- 組織全体へのIRへの理解
- 企業の本質的価値を伝える(優秀なスタッフ、現場の情報がすぐ届く、風通しの良さ)
- 投資家だけでなく情報仲介者への定期的なミーティングなど(証券アナリスト:おもに業績セグメントについて企業価値評価のため、ファンドマネージャー:企業の成長性、運用成績のため。効率的な株価形成へ)※IR担当者勤務時間の6~8%
- 個人投資家は新聞・雑誌の身近な情報を使う。
- 証券担当者の営業担当者へのIR!(投資家と信頼関係があるかは不明)
ターゲティング
専門業者が提供するデータを活用して株主が保有する金額や投資スタイルを調べ、潜在的な需要を掘り起こす。
- 自社株を80万株持っていて100株買えるファンドのところに決算発表時に訪問する。
- 成長株に投資する投資家が多いか、割安株に投資する投資家が多いか、長期的な確かさ
- 同業他社株の保有者への売り込み
- 自社株の売買手口を分析
IR他の使用法
- 顧客向けに商品の信頼性の高さを訴える。
- 就職を希望する学生に将来の成長力を説明する。
- 自社で働く従業員にビジョンを自覚させる
重要なこと
- 株主を重視する姿勢
- 配当政策の考え方
- キャッシュフローの使途を出来れば経営者自身の言葉で
情報の公表措置
- 有価証券報告書などの開示により重要事実が公衆に縦覧可であること
- 重要事実を二つ以上の報道機関んい公開し、12時間経ること
- TDnetなど証券取引所が設けたホームページに重要事実が掲載されたこと
- 個別企業のwebサイトの出来は投資判断に関わる
- IRが信用できたら10%のプレミアム、できなければ10%のディスカウントを投資家は要求
- IRは超長期的
「IR戦略の実際」日本インベスターリレーションズ協議会