年明け早々、歯科医院に行くと、

いきなり紹介状を渡されて驚く!


「先日診察した口腔外科の先生は少し遠い大学病院の先生なので、

近隣の市の総合病院に親しい口腔外科があるので、そちらを紹介します。」との事。


大きな病院に行った方がいい症状なのはてなマーク

そして、なんて早い対応なんだ!!


と二重に驚き、とりあえず紹介状を受け取って帰宅。

先生が対応が早いのに、本人がのんびりしちゃいけないだろうと思い、すぐに紹介してもらった病院の口腔外科に予約をとる。



予約の日、口腔外科で症状を話し診察を受けると

「次回、組織を取って、調べましょう」ということになり、8日後に舌と頬の内側を切りとり調べる事になった。



切り取る手術自体は、麻酔するし想定内の痛さだったけれど、その後が辛かった〜


舌や頬を切り取ったあとの縫った糸が、血豆が潰れた後の傷に刺さり、固形物はもちろん、お粥やヨーグルトも食べられない痛さゲッソリ


何もしなくても痛く、話しをするのも不自由なのに、会社に新人さんが入り、仕事を教えなくちゃいけない事に…チーン



話せませんて、会社には報告したのだけど…

口の中って見えないから、忘れちゃうのか理解してもらえないのか…


この頃は3食、サラサラのスープだけで生き延びた。体重が落ちたのは嬉しかったけど…


自分を恨んだのは、年に一度の健康診断をこの時期に予約していたことタラー


今年度はもうないので延期する事は難しい…

話すのが痛く滑舌が悪いので、問診を何度も聞き返される。

胃カメラの予定を取り消し、お粥も食べられないのにバリウムを飲めるわけもなく、胃の検査は何ひとつ出来なかった。


待ちに待った抜糸の日、

傷口はまだ痛いけれど、糸が刺さる苦痛からは解放され、少しは普通に話せるようになった。


そして聞かされたのは、「天疱瘡」という聞いたことのない病名。

この時はただ、中華料理の名前みたいーと。


必ず口内には症状が出るのに、皮膚科の病気との事で、自宅近くの大学病院に紹介状を書いてもらう。


全く知らなかった「天疱瘡」について調べてみると

●指定難病である。

●治療しなければ、生存率は低い。

●口内だけではなく半数は皮膚にも症状が出る。

●口内の症状が出やすいため、耳鼻咽喉科、歯科などで診察する事が多く、天疱瘡と診断されるまでに長期間かかってしまいがちである。


などなど。



そして、1月下旬、

近隣の大学病院の皮膚科を受診。


ステロイド剤による

天疱瘡の治療が始まりました。