「ログキャビンのサンプラーキルト」のブログ、2回目です。
12枚のパターンがつながったら、周りのボーダー部分を作ります。
ログキャビンのパターンが映えるようにすっきりとした四角つなぎのパターンで
周りを囲みました。
とても簡単なパターンですが、ピースの数はかなり多め、300枚はあります。
ゆっくり楽しく作るのも、もちろんすてきですが、私の場合はいかに早く効率よく作るか、それがとても大切。
どうやったら無駄なく早くできるだろうかっていつも考えてしまいます。
たまに考えすぎて、かえって面倒になっちゃたりすることもありますが。
今回の作品を作るには布選び、型紙を写す、ピースワーク、キルティングの作業がありますよね。布選びとキルティングは頑張ってもなかなか早くはできないけど、型紙を写すこととピースワークは方法によってかなり差がつくと思います。
今回のボーダーのように同じ布で同じ型紙をたくさん裁つ場合のおすすめの方法を紹介します。
まずは布にしわがあったらアイロンをかけてくださいね。地味な作業ですが大切です。
必須アイテムはオリジナルボード(印付けのためのやすりボード)と方眼定規です。
1.5㎝×3㎝のピースで説明します。写真の布は線がわかりやすいものを使ったので作品の布とは異なります。
布に印を写すときはまず大きなピース、今回の作品ならラティスを裁ってから小さなピースの印付けをしてください。
布の裏を上にしてボードの上に載せます。端から縫い代分7ミリぐらいを取って線を引き、次にピースの幅の1.5㎝の線を引きます。
方眼定規は5ミリ間隔の線がとても見やすく、適度にしなるので布にぴったり載せることができて線が引きやすいです。
まずは1.5㎝幅の線が1本できました。
次も1.5㎝幅で線を引きます。この1.5㎝は縫い代2本分。7ミリの縫い代2本分で切りよく1.5㎝としています。
同じようにどんどん1.5㎝幅の線を引いていきます。
1.5㎝幅の横線を引いた布を縦に置いて、3㎝幅の線を引いていきます。
3㎝、縫い代の1.5㎝と繰り返して引いてください。続けて1本の線を引いてもよいし、縫い代部分の1.5㎝は引かなくてもよいです。私は引かないことが多いです、全部引くとどこが必要な部分なのかわかりにくいんですよね。
最初に引いた線に対してきちんと直角に線を引くことが大切です。
方眼定規なら縦の線を利用してしっかり直角に線を引けます。
1.5㎝×3㎝の四角がたくさんできました。横線が抜けているところが縫い代部分。
型紙を使って1枚ずつ線を引くよりずっと楽だし早いかなあと思います。
縫い代部分の1.5㎝幅の中心を裁っていきます。
こんな感じにできました。仮の布で作業をしたので枚数があまりに少ないですね・・・実際は158枚必要です。
最初にぴったり正確な枚数を裁つのが効率よく作業を進める大事なポイントです。1列で○枚裁てるってわかれば、○列分+○枚、ちょっと計算してぴったりの枚数を裁つことができます。
ピースワークをしながら足りないピースを用意したり、ピースが余るとどこが違うのかなって数えなおしたり、そういう手間なくぴったり出来上がるのが気持ちよいのです。
1.5㎝の正方形の裁ち方も同じです。キットを利用する方はこんな風に裁ってくださいね。1枚で9枚のピースが裁てます。
まずはたくさんのピースを用意してくださいね。
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