ナガミヒナゲシ
長実雛芥子
今年は早めに咲きました。
花の名前に「雛」がつくくらいなので、
小さくて、とてもかわいい花を咲かせます。
しかし、葉や茎に毒があります。
アルカロイド性の有毒物質が含まれています。
害虫や動物から身を守るための植物毒のため、素手で茎を触ったり折ったりすると、
手がかぶれるしまうこともあります。
そして、ケシの未熟な実から取る乳汁には、法律で規制されているモルヒネやコデインなど
「アヘンアルカロイド類」を含んでいますが、ナガミヒナゲシはアヘン成分を含んでいません。
とてもかわいい花ですが
「生態系に影響を与える植物」とみなされて駆除の対象になっている花でもあります。
花言葉は3つ。
なぐさめ
癒し
平静
コロナ渦でも、道端で健気に咲いてくれている花。
その姿を見ると心が癒されます。