最近、働く人たちが、自分達を守るための労働法についてよく知らないということを痛感しています。
高度経済成長を支えた日本の三種の神器、終身雇用、年功序列賃金、企業内労働組合はいまや崩壊してしまいました。しかし、悪いことに、今の大転換機においてうまく機能する人事制度はまだ見えてきません。
以前なら、セクハラやパワハラのような問題が起こったら、企業内労働組合に相談して労使の話し合いで上手く解決していました。今は相談するところがありません。

働く個人もこれからは労働法やキャリアについて勉強していくべきではないでしょうか。そんなことを考えています。