台風の爪跡の酷さや地震…自然は時に優しく、時に厳しいです…
映画で見ていたような風が本当に吹いたんですね…
ニュースでこれからは普通にあのような台風が来ると思われるって言ってました。
私たちに何が出来るんだろう?
五感を刺激するバッグQuilavieum☆きらびうむ☆の彩です
まだ終わりではないですが…
ここは、内装の白い柔らかなクロム鞣の牛革と硬いタンニン鞣のヌメ革が合わさっています。
断面の色がそれぞれちがうのと、クロム鞣の革はほぼ磨いてもヌメ革ほどきれいにならないので、上↑は白いバスコを塗りました。
ヌメ革の革の端は今回トコノールで磨いてから蜜蝋を溶かしてつけてから熱しました…
断面は革の色のままです…
熱したと言っても和裁のアイロンを出すのが面倒だったので、ネンを入れる電気ネンを使いました(笑)
この平らな面を使って蜜蝋を削って塗ってから何回かコバに当ててみました。
きっとなんども繰り返し磨いたり、ヤスったり、塗ったりを繰り返す方が綺麗になるはずですが、色々実験中なため、次へ進む…
前に革小物の職人さんからバスコを混ぜて色を作るのを教えてもらったので…
あと、バスコのテカテカをなくす方法を大戸糸店さんに聞いたら2つ方法があり…
①マット剤を最初からバスコに混ぜて塗る…
②上塗り液やレザーコートをバスコを塗ってから塗る…
上塗り液は色々種類があって、すぐに蒸発してしまうのや、しばらく置いておいても大丈夫なもの、テカテカのなくなり具合もものによって違うので、お店で塗ったサンプルをみてお好みのものを選ぶのが良いと思います。
ちなみに上塗り液は500gからしかないようです…
バッグの表側は磨ける革、内側は磨きにくい革を選んでいるため、バスコの出番が多くて、必然的にバスコについて色々調べました…
…が…本当は、端を染色するなりして、磨いたり、蜜蝋を付けたり…のナチュラルな感じの方が好きです
軽くてもっちりしっとり柔らかい磨ける革ないかな?
素材選びも楽しいです
なんだかマニアックな内容になってしまいましたが、いつかどなたかのお役に立てれば幸いです
素敵な木曜日をお過ごしください