記録:210 | Quiet Record

Quiet Record

~うたとことばのものがたり~ 

わたし (たち) の良心の声は大きく
わたし (たち) の耳はよい

     

 四季のように巡る〈喜怒哀楽〉← 順不同 があります


 怒りが心を占めきっていると


 鳥のさえずりが聞こえなかったり


 せっかくの景色がグレーに見えたり


 ものや人さえ失ったりするかもしれない


 怒りは テンカするもの

たぎるものなので 我慢しなくてもよいと思うけれど


 流すこと


 たとえば

灯ろうの移動していくような 穏やかな流れ


 海原の 勢いに押されて

 

 鳴門の 渦に巻かれて


 華厳の 滝から


 そういえば最近の自分の怒りは どこの滝だったろう


 いやいや 怒りが滝ではないのに


 その時のことを思い出すと たくさんの

ゴーゴーと勢いのついた 水の流れが聞こえてくるようなのです


 血のたぎる音? まさか ね





 鳴く鳥や 地図も景色も 変わりいき

  もはやあの樹と 歌はつくれぬ