四季のように巡る〈喜怒哀楽〉← 順不同 があります
怒りが心を占めきっていると
鳥のさえずりが聞こえなかったり
せっかくの景色がグレーに見えたり
ものや人さえ失ったりするかもしれない
怒りは テンカするもの
たぎるものなので 我慢しなくてもよいと思うけれど
流すこと
たとえば
灯ろうの移動していくような 穏やかな流れ
海原の 勢いに押されて
鳴門の 渦に巻かれて
華厳の 滝から
そういえば最近の自分の怒りは どこの滝だったろう
いやいや 怒りが滝ではないのに
その時のことを思い出すと たくさんの
ゴーゴーと勢いのついた 水の流れが聞こえてくるようなのです
血のたぎる音? まさか ね
鳴く鳥や 地図も景色も 変わりいき
もはやあの樹と 歌はつくれぬ