東日本大震災から2年という日。3月11日2時46分を忘れることはありません。当時仙台にいた私。今いる米国西海岸では、3月10日の夜のこと。

何かしたい!と考えたので、思い切って3月10日に映画の自主上映会を開くことにしました。
作品は鎌仲ひとみ監督の、「内部被ばくを生き抜く」。日本でも各地で上映会が開かれていますね。
映画の公式ホームページを見るとわかりますが、自主上映会ができるのです。そこでDVDを購入し実家経由で送ってもらい、DVDプレーヤーも新たに購入し・・・・

結局公にPRはしなかったので一般公開映画ではないけれど、つてを頼って口コミのような形で参加者を募り、結局10人くらいで鑑賞しました。皆で輪になって、黙祷の時間も持つことができました。
会場提供者の友人には本当に感謝の気持ちで一杯です。来てくださった人々にも。

これをきっかけに、共に考え行動する仲間の輪が広がりますように。

映画の内容については今ここで書くことは省きますが、強いて言うなら英語のサブタイトルがついていればもっとよかっただろうと思っています。もっと大きな地元の映画館を借り切って上映会を開く可能性もあったのですが、日本語のみであるということで二の足を踏んでしまいました。行動に移したのが遅かったせいでもあるのですが。でも、Better late than never(遅れてもやらないよりまし)です!
昨年末にベアテ・シロタ・ゴードンさんが亡くなられたことを、今年になって知りました。
おくやみの記事が日本でも出ましたが、NY Timesが長い訃報記事を書いています。
日本国憲法24条は、ベアテさんの書いた草案に基づいています。

第24条
1 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
2 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。

2006年にベアテさんが仙台で行った講演会に行ってきたことを思い出します。
宮城学院の創立120年記念講演でした。
今も思い出す言葉。

「日本人女性の使命だと思います、平和を守るということは。」

ベアテさんからのメッセージ、重く受け止めています。
日本の窮状をどのように見ておられたでしょうか。

ベアテさんの自伝「1945年のクリスマス」、興味のある方は是非ご一読ください。

ベアテさん、本当に有り難うございました。

寒中お見舞い申し上げます。

週に一回を目指すと言ったブログは全く更新されないままで、自分がいやになってきました。
今年は、せめて月に一回ということにしよう、とハードルを低くして仕切り直しです。

一時移住を実行してから9ヶ月が過ぎました。
生まれ育った国の行く末を案じながらも、実際のところは

今日の夕飯何にしよう? とか
どうすれば子供たちを本好きにできるだろう? とか
一体どうすれば家が片付くの? とか

半径数mからたかだか数マイルの生活圏でのあれこれをこなすうちに、一日があっという間に過ぎていきますが、感謝を忘れず、希望を持って残りの日々を悔いなく生きていきたいものです。

ここまで読んでくださったかたへ。
有難うございます。また今年もよろしくお願いします。
前回のブログで紹介したとおり、再生可能エネルギーをサポートする電力のオプションを選んだ我が家。ついに今月に入り、電力会社PGEから「貴殿がGreen Sourceのプログラムに参加していることを確認いたします」といったお便りが届きました。一枚の短い手紙の中に、

".... By making a commitment to renewable power, you've joined more than 80,000 households and businesses in demonstrating how seriously we take that responsibility."

という一文があることから合わせて80000を越える世帯や企業がこのプログラムを支援していることがわかります。環境にやさしいというイメージを売りにしたい企業がいるのは当然で、悪いことじゃないと思います。そして、その背景には、消費者が何を大切にしているかも透けて見えてきます。

お手紙と一緒に入っていたのが、”We support renewable energy"という文章と太陽と風力発電のイラストの入った、 PGEのロゴ入りステッカー。窓ガラスの裏から貼り付けると表側から見えるタイプのもの。借家なので、貼ったはいいがあとで取れないと困るし、自家用車を晴れて買った時のためにとっておくことにしました。そういえば、Zipcarだけでよく今まで持ちこたえています。

もしかしたら高い買い物をわざわざしているのかもしれません。それでも、再生可能エネルギーにシフトするほうが儲かると企業が考えるなら、それでもいい。支援が増えればその分、電力会社はグリーンパワーに投資しやすくなるわけで。

ステッカーを手にして、そんなに自慢することじゃないのですが、やはりちょっぴり誇らしく思えました。
少し前のブログでグリーンエネルギーの話を書いたけれど
実際申し込むまで時間がかかってしまった。
ついに我が家は、電力源を、これまでの石炭や石油による火力発電や原子力発電をやめて、風力、水力、バイオマス、地熱発電いう再生可能エネルギーのみにする選択肢を選ぶことにした。

この選択をする!と言い出したものの、
結局、家計の負担になるだけなのか?
毎月余分にかかるお金を貯めれば、買えるものもあるだろうに。
などなど・・・実を言うと逡巡していた。

でも言うだけで行動に移さなければ、何もしないのと同じ。
(日本でまだできないことがここでできるじゃないか。やらないでどうする!!)
・・・という心の声が聞こえた。

グリーン・パワー・オレゴンのウェブサイトにも励まされ、ようやく申込書を投函。試算ページでは、月に700kWhの使用だと追加料金は8ドル40セントでコーヒー数杯分くらいと出る。
http://www.greenpoweroregon.com/home.aspx

オレゴン州内には原子力発電所はないものの(そういう意味ではオレゴン州は既に脱原発を実現させています)、ワシントン州から電気を分けてもらうので、原子力に全く依存していないとは言えないらしい。(本当かどうかは未確認。)一番多いのは石炭による発電。・・・と思っていたら、2011年の電力会社PGEの資料によると一番は天然ガス(28%)で石炭がそれに次いで(25%)、水力発電(16%)、そして風力(11%)。最も、オレゴン全体のデータだと石炭も水力も共に4割くらいを占めていた。

単なる自己満足かもしれないが、しばらく我が家は化石燃料と原発には頼らない。そんなことができるのがうれしい。そして、PGEの一般家庭や小規模企業の顧客のうち、10数%がなんらかのrenewable energy optionを選んでいて(電力消費量では約10%にあたる)、米国エネルギー省からは2010年にUtility Green Power Program of the Yearを授賞していることも付け加えたい。