皆さん

こんにちは


LDPが大好きな

フラクタル心理学講師
心身通訳者  
里内 亜矢さとちゃんへ印鑑です


はじめに

きのうの終戦記念日に
アップすり予定でしたが
1日遅れとなってしまいました。

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わたくしの

父は広島県出身。


母方の祖父も

広島県出身です。



そういうこともあって

京都で生まれ育った

わたくしですが


原爆について

周りの友達よりは

意識する家庭で育ち



終戦時 

8歳だった父と

2歳だった母から


戦争は

二度としてはダメなこと


そのように

教えられて育ちました。




しかしながら


実際に

兵隊として

戦争を経験した

母方の祖父からは

戦争の話を

聞いたことがありません。




わたくしが覚えているのは


『ワシが生きて帰れたのは

敵方に先頭を切って

突っ込まなかったからだ。

1番に突っ込んだ者が

銃弾に倒れて逝った。


と、

祖父がわたくしの母に語った話を

母から聞いただけです。



母も

このエピソードしか

知らないらしく


わたくしが

大人になってからも


祖父は「戦争」について

なにも語りませんでした。



語らないと決めたのか

語りたくなかったのか

語ることができなかったのか


平和な世界で生きてきた

わたくしには

その真意は 

はかりかねます。



ここからは 
平和な世界で生きていた

幼いわたくしの

内なる葛藤の話です。

(自分への備忘録)



幼いわたくしは

両親が

絶対してはダメだという戦争に

祖父が参加したことが

どうしても

わかりませんでした。




どうして

おじいちゃんは

絶対ダメなことをしたの?




何度も尋ねたものです。



両親は

困っていたことでしょうえーん


祖父にいたっては

言葉もありません………ぼけー




もちろん

わたくしは

無知とピュアを

ふりかざしながら

言葉の暴力を

ふるっているなど

微塵も感じていませんでした。






トキが経ち

少し知恵がつくと

今度は


安らかに眠って下さい 

過ちは 繰返しませぬから


の意味が理解できず




繰り返してはいけない過ちって何?


戦争?


原爆?


おじいちゃんは

どうして

まちがったことに参加したの?



と、

親に繰り返し尋ねていました。





どうしても

戦争で死んだ人達は

何が「過ち」だったのかを

分かってもらえないと

やすらかに眠れないでしょう。

という思いが湧き

この引っかかりを

スッキリさせたかったのです。







さらに

トキが経ち



これは

一言で

答えられない問題なんだ!


それぞれが

答えを見つけるものなんだ!



ということに

ようやく気がつきます。







さらに随分と

トキが経ち


わたくしは

わたくしの答え」を

ついに見つけました。



それは

すべての人が

納得する答えではなく


幼い頃のわたくしが

納得する

わたくしの答え」です。





わかるわーとガーン

共感してくださる方も

いらっしゃるでしょうし


全くかわからないうーん

と首をかしげる方も

いらっしゃることでしょう。




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そもそも

わたくしは


戦争に参加した祖父

vs

戦争はしてはダメという親


この両者が

対立してるように

感じていたのですが


その対立の原因は

自分にありました。



原因は

ただただ

わたくしの脳が

未熟だった

それだけです。



未熟ゆえ

相手をおもんばかる

知識も経験も愛もなく


祖父の生きた時代

親の生きた時代を


自分のモノサシでしか

はかれなかったのです。




そもそも

祖父と親の間には

対立はなかったんだ。。。



そのことに

気がつくと


祖父は

侵略の危機があった時代に

家族を護るために

その時代の最善策を選び

覚悟を決めて戦争に参加した


ということが

ようやく心で理解ができました。







安らかに眠って下さい 

過ちは 繰返しませぬから



過った理解をしたのは

私自身だったんだ。


そんなことも

わからず長年 

分かるように説明して!

と祖父や親を責めていた自分を

初めて恥じました。





すると

突然なんですが


祖父だけでなく

日本の為に

戦って下さった

すべての方々に対して



命をかけて

護って下さって

ありがとうございます。


と、

心から感謝が湧き上がったのです。



感謝しようと

思ったわけではありません。


胸から熱いものが込み上げてきて

感謝せずにはいられなくなったのです。





戦争で死んだ人達は

何が「過ち」だったのかを

分かってもらえないと

やすらかに眠れないでしょう。


この思いが

わたくしの中で

成就したことがわかりました。




なぜなら

不思議なことが起こったからです。


脳の奥から

やっとわかってくれたのか

という

たくさんの方々の声がして


とても温かい

「何か」に包まれたんです。


(注:「何か」をあえて言葉にすると

やっとわかってくれて嬉しいよ

という波動です。)





さらに

脳の奥から

これでやっと

護ってあげることができるよ。

と、声が聞こえ



誤解を恐れず例えるなら


まるで戦死者が復活して

わたくしの守護霊に付いて

下さったかのように感じました。



恐怖は一切なく

ただただ心が

温かさで震える体験でした。




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この体験の後

わたくしは

急速に

自分の心根が優しくなって


「こんなに心根が優しくなってしまって

 大丈夫かしら?生きていけるかしら?」


と大真面目に夫に相談したぐらいです。



もちろん大丈夫。

その後も変わらず生きています(笑)




今 このトキを振り返ると

未熟な自分が崩壊した

体験だったのだと感じています。






最後になりましたが

戦争で命をなくされた皆様の

ご冥福をお祈りいたします(合掌)