境界性人格障害(以下ボーダーと略)の発生要因として遺伝的素因もあるけど、乳幼児期の母子関係に問題があって発症するという考え方が採用されているようです。


 由美子の場合、家があまり裕福ではなく、父親が暴力をふるいがち、母親が虚言癖などでまともに人づきあいできず、しかも夫婦仲が悪く、実際離婚に至ることになります。何度か母親とは会ったことがありますが、病気に対する認識が低く、無関心なのではと思ったこともありました。彼女自身の小さい頃からの生い立ちを聞くと、ここに書くのもはばかるような生活であったようで、洋服を買うために中学生の頃からアルバイトをしたり努力していたようです。喘息、アトピーなども彼女を苦しめていたようです。しかも現在まで長く付き合ってる男性には家族があり・・・。「何も楽しいことがない」とポツリと言うこともあります。


 私自身もボーダーなのではと思うことがあります。人格障害にまでは至っていませんがそれに近いものもあります。そんな奴に彼女が救えるかと非難されそうです。微妙な立場の人間ですが彼女のためになればと努力しているところです。