あの子に会ったのは9ヶ月前、若い女の子がやるには似つかわしくない仕事に就くことになった。隣で仕事をしていたので声を掛けると満面の笑みで返事をしてくれた。直接指導はしていないが、同僚に聞くときちっとした仕事をしているらしい。但し覚えるのは今一つということらしい。


ちょうど半月ほど経った頃、突然無断欠勤した。バイトにはよくあることなので傍観していると、上司から気持ちに弱いところがあると聞かされた。うつと不安障害があるとのことらしい。こんなことはよくあることだと気にもしていなかった。もう来ないかと思ったら何事もないように翌日現れた。ただ、仕事中も終わってからもふたまわりくらい年齢が違うので短い会話はするものの、深くは話すことはありませんでした。

六ヵ月ほど挨拶程度しか話さない状態が過ぎ、携帯の番号は知っていたものの電話したり、されたりすることは皆無でした。今から三カ月ほど前、また以前のように無断欠勤をしました。みんなから、彼女に電話しろと言われ、仕方なく電話することになり、当然のことながら電話には出ない。もうこの子は勤まらないだろうと考えていました。ところが帰宅後電話があり、涙声で「わたし、仕事続けられません。鬱がひどく、不安もいろいろあり・・・。」と相談してきました。何とかなだめ、明日は来るように約束しました。


そんなこんなで翌日は休まず、仕事にでてきました。自分自身、アダルトチルドレン(共依存)の傾向があり、困っている人がほっとけなくて、メール交換をすることになりました。これがすべての元凶で彼女の泥沼の世界へ引き込まれ、溺れることとなったのです。