●馬みずから円形にしたがうようにするには?


    ・馬を回転するには、(右)右手の小指を腹のほうへ


     まるめることで、右手綱を少しみじかくし、馬の頭をやや右に


     むける。


    ・左手綱は、同じほど緩め、


    ・両脚で馬を軽く前方に圧しだす。


    ・この時、馬の後肢が円形から外に逃げないように
いわちゃんの馬日記


     左の外方脚をやや後ろにひき、調整する。



    ・左脚が強すぎると、後肢が輪線の内に入り、2蹄跡運動


     のようになるのに注意。



●隅角通過時は?


    ・隅角の手前で内方脚をつかい、馬を隅角深く押し込む。


    ・このことで、馬の浅く隅角通過する馬の意思を放任しない。


     結果、騎手がどの程度馬を支配し得るかを知ることができる。



    ・隅角通過は巻き乗りと違う。


     巻き乗り;じょじょに回転


     隅角   :短く回転する。


    ・これは又後肢旋回の予備運動になる。




コメント



     ●1900年代の初期に活躍したシュタインスべックさんですが


       1939年に82歳で亡くなったが、前日までアルトゴルト号に騎乗


       していたそうである。


       私も、将来介護してもらう身になっても、馬の背に乗せてもらい、


       可能なら、落馬して天国に召されたいものだ。


       ピンコロで。


    ●回転時の内方脚でビしーと鋭角で回るよう先生からよく言われたものです。