約半年の休養を経て、ポぺローは元気になってきた。
ただ、ポぺローの進歩が停滞気味である。
しかし、これは、ある種の運動が完全に調教されない前に
しばしば、起こる状況で、馬が完全に了解する為に必ず、踏む過程である。
したがって、なんら頭を悩ます必要はない。
人がいろいろな技芸を習っている時に、以前より下手になってきたようだ
と感じることがある。
それと、同じこと。
その退歩は進歩の前兆と見るべきある。
したがって、このような時に、馬に怠慢と判断して、猛撃の一途を加えるのは
不適切である。
むしろ、懇切丁寧に理解の閃きを求めることこそ、賢明な対処である。
コメント
騎乗の度に、1喜1憂しているが、ま1憂時は、進歩の前兆と考え