ある日ポぺローは突然諸扶助に対して全く注意を払わなくなった。
又駈足の変換を馬が勝手にやる。
脚を使うと抵抗する。
要するに騎手の要求をすべて拒もうとする。
調教上はこれを絶対にゆるがせにできない。
この時期に馬の勝手を許せば、後日おおきな禍根をのこす。
この時フイリスは拍車をぶち込んで伸長速足を命じた。
理由は馬は推進力がすべての土台であるから。
たとえ騎手が踏歩変換をさしつつある時に勝手に
やれば拍車の痛撃を与えた。
騎手が命令しない時にやれば決してゆるしてはならない。
コメント
●やはり、馬術ではは騎手の服従の中でしか、馬は幸せを得られないのだろう。
これはある時期の子供の教育と同じか?
子供はは、この時期を過ぎれば自分の自己責任で自分の価値観で自由に
行動できるが。
その意味で、私の騎乗は妥協が多いと反省しきり。
とは言え、妥協なしで馬と勝負して(馬のわがまま時)いつでも勝てる