フイリス曰く
「例えば、一度右駈足、左駈足ができるようになったから
といって踏歩変換するのはよくない。
なぜか、多少なりとも、無理をすると
突如ー――驚異
粗暴ーーー恐怖
の念を馬に与える。
これをやると。馬の沈静をみだし、確実性を失う。
高等馬術では沈静にして正確に運動することが原理であるので。
一度、驚異とか恐怖を感じた馬は将来長い間その性質を残してしまう。
それで
フイリスはできそうになってもすぐにやらない。馬にとって決して無理でなく
やれる。というようにならなければ、フイリスは次の要求はしない。」
コメント
●ある作業を一回2回できたらそれでできると思うのは
将来の再現性を保証するものではない。と思う。
●現在は、馬に乗せてもらう、または自分の乗り方中心に視点がおかれている。
今後は、馬の歩様、態勢、メンタルへ視点を移していきたいものです。