ZⅠ Φ72~76ボア用スリーブの入替作業編です。ZⅠでもかなり過激なメニューの方でしょうか。



シリンダーからは古いスリーブを取り外した状態です。Z1の場合純正のスリーブは手で押しても抜ける物があったりしますし、普通にボーリングしている最中にクルクル回る物もありますので注意が必要です。

これから使うスリーブ、ピストンとコレまで頑張った純正スリーブです。スリーブの内径を見ても大きさがかなり違います。


ボーリングバーでシリンダーの内径を拡大していきます。アルミなのでサクサク削れそうですが意外と刃の先に構成刃先が出来たり、ハードスポットがあったりと山あり谷ありです。



ツバの部分も径が大きくなります。この部分の加工はシリンダーの内径と同芯で加工しておきます。



スリーブをシリンダーに入れる際にはバーナーで炙り焼きバメします。百分の5~7で焼きバメしましたがしっかり暖めるとスポンっと入るレベルです。百分の10くらいだと少しプレスで押し込むくらいです。

焼きバメするのでシリンダーの下の部分に入るOリングは必要ありません。元々油がシリンダーとスリーブのスキマに入り込まないようにOリングが付いていますが焼きバメしていますからスキマはありません。

また焼きバメすることでスリーブとシリンダーが密着していますので冷却性が上がると考えています。

スリーブを入れたら上面を研磨します。微妙にスリーブのツバの高さが違ったりするのできちんと削ります。スリーブの入替+シリンダーの上面研磨というのはセットで行わないとうまくいきませんね。


シリンダーとケースが初合体です。シリンダーの内径はまだ加工していませんのでだいたいΦ71くらいの寸法です。これを2ミリ削ってΦ73にしていく予定です。



スリーブとシリンダーのツバ部分のスキマ加減もあるか無いかの感じで出来ました。


このスリーブを使ってナナハンのカタナを910CCにできんかなと最近妄想中。

妄想はドンドン進むんですが・・・。