HINO製エンジンの水圧試験を行ってますエンジンの長さは1030ミリくらいあります、デカイ、重い、高いの三拍子が揃ってます。

「水漏れの試験をして欲しい。」と頼まれるとまず「ハイ、わかりました。」と二つ返事で答えないのがtaniです。

「水がオイルパンに入るのか?」

「ラジエーターが吹き返すのか?」

「水が減るのか?」

大体この3つの症状がどうなのか聞いてます。現象を聞いておいて現物を見て納得しないと水圧する気にならんし、治具(鉄板だけど・・・)を作る手間を考えるとどうもね。

今回は比較的新しい型のエンジンでもありこれから将来的に何度も水圧することが予想されたので鉄板を使用して専用の水圧試験治具をつくりました。ラクするために鋼材屋のお嬢さんに鉄板を切ってもらい自分は締め付けるボルトを通す穴だけ開けてました。

結果的には水圧をかけても漏れは無し。お客さんとしては安心して組めるので水圧試験は意味はあると思われます。

水圧でOKになったら平面研磨へ。

削っていけばお決まりのガスケットの当たりの悪い部分が出てきます。この症状はこの手のエンジンは必ず出てます。これではラジエーターに吹き替えします


また削りの最終段階になればこのように部分的にガスケットの当たりがキツイ部分が残ります。ガスケットを作る際のリング状に丸めた部分が重なる部位がかならずこうなりますね。今回はE13Uという型式ですがK13Cという別の型でも同じです。


このヘッド、大きさの割りにヘッドボルトが少ないんじゃないかなと思う。手がプルプルするぐらいのトルクで締めるのだろうけどうまく歪まずに組むのは難しいんじゃろな~。