腰下が組みあがったエンジンに整備済みのヘッドを載せていきます。ロッカーアームを組んでバルブクリアランスを取ってやります。

ヘッドはガイド交換、ステムシール交換、シート面研磨、平面研磨、ノズルチューブ交換、バルブ新品交換という内容のメンテをしています。


 補器を組みつけていく過程でバラスかどうか悩んだのがコレ。オイルクーラーをバラスかどうか悩みましたがガスケットも揃っていたし、洗っている時にどうも中から錆び水が出てきます。

「変?」

裏面にある蓋を外すとオイルが通るフィン状の部品が見えます。
 フィンの周りを冷却水が流れるますが・・・・・。

なにか大量に溜まっています。

大判小判がザックザクならうれしいんですが、これはまた別の意味で感動!
錆びた物体が詰まっています。
抜きだしてみると半分近くが詰まった状態。
ラジエーターが一度ダメになったということで内部で発生したさびが一番狭い部分にドンドン溜まったんでしょうね。

よく日ごろからめんどくさい仕事でも手を抜くまいと心がけてはいますが、ついつい悪魔の声が囁くんですよね。

「わかりゃーせんって!」「壊れないって!」「金がもらえんのに手をかけてどうするんか?」

でもね~、人生、ゼニ、金じゃあないんよ。多分。

昔、つらかったころに会社の先輩が居酒屋に飲みに連れて行ってくれた時におごってくれたんですよね。

そのときの先輩の言葉が

「ゼニカネゆうなや。」と一言で払ってくれてました。

励ましてくれているというのは痛感していましたから、気持ちよく奢らせてくれという先輩の気持ちだったと受け止めて奢ってもらいました。恩返ししていないのが心苦しいですが、またあえるといいな~と思う今日このごろです。