珍しくガソリンエンジンのヘッドをオーバーホールしていました。

やはりウチとしてはメインがディーゼルだからたまにはこういった細かい作業をこなさないと人間がボケますけ~。

メニューはガイド交換、シートカット、面研です。

かなりの走行距離を走ったエンジンですがオイル下がりの症状以外は非常に綺麗なヘッドでした。細かいメンテ(オイルや水の管理)のされたエンジンは判りますよ。


 
まずはヘッドを暖めてガイドを抜きます。抜いたらその抜いた穴をさらに暖めて新品を入れようと思ったら・・・。

「う・・・。」堅い。

ガイドの寸法が違うか~。ヘッドを冷やして穴の寸法を測ったりしなければいけません。つまり修理屋的にはガイドの寸法が一緒なら1本づつ入れ替えればベストです。
しかし今回の作業は以下の手順となります。
ヘッドを暖めてガイドを全部抜く。暖める温度は軍手をした手で触れるけど長くは触っていられないくらいの温度です。
冷ましてからヘッドのガイド穴をリーマーで合わせる。
またヘッドを暖めてガイドを入れる。

左側がヘッドに装着されていたガイド、右が支給された新品ガイド。寸法がオーバーサイズになってます。たかが?4/100、されど4/100。

まず入りません。ガイドとヘッドのガイド穴とは2~3/100程度で締められてますから、今回の新品ガイドみたいに6/100も締まるのはまず壊さずに入れるのは難しいです。

無事装着完了。ガイドを入れる時には穴とガイドに油をしっかり塗ります。当て棒を使いトンカチで軽く追い込んでやるくらいです。絶対にドンドンとかガンガンとか音はさせません。トントンくらいです。

ガンガン叩くとシールの入る部分が潰れる、裂けるといった事になります。

堅くなったら暖め直してガイドに油を垂らして冷やす感じで少しずつ追い込むしかありません。