こんにちは。

木曜担当の杉本です。


蒸し暑い日が続きますねくもり

営業での移動中にジャケットを脱いでいても暑く、

梅雨明けが近づいていることを感じます。


日経に、産学連携で進められている

「グローバル人材育成推進会議」 の中間まとめが掲載されていましたね。



グローバル人材育成推進は、


◇大学の教育力を磨きつつ世界展開力を強化する

◇世界的な学習フィールドで日本人学生を育てる

◇日本の高等教育を世界に発信する

◇グローバル人材育成にあった社会環境に変革する


という基本方針のもと進められていて、

中間まとめでは、

「英語教育強化」や「留学推進」の進捗について、

今後10年間で18歳人口の約10%にあたる11万人程度が、

20歳代前半までに1年間以上の留学や在外経験を持つことを

推進していく。・・・という内容がまとめられていました。



多くの企業でもグローバル展開について

戦略を持って取り組みを進められていることをよく伺いますし、

社会的にもそういう方向に向かっていることを実感します。



ただ、面接などで、

留学経験がある学生さんのお話を聞くことも多いのですが、

「留学」の目的が「海外に行く」「英語を覚える」

という事だけになっている学生さんも、結構います。


結局、「留学をした」という事実だけが

その方にとっての成果と捉えられているケースが多く、

少しもったいない気持ちになります。


人材育成という観点の場合、

その人材が「何のためにグローバル教育を受けるか」

という目的意識や心構えについても、

教育現場から推進していく必要があるなと感じました。


----------------------------------

杉本恵美