こんにちは。金曜担当こだまです。


早速ですが、最近2012年3月大卒の求人倍率調査結果が出ましたので共有します。


大卒求人倍率とは、

就職を希望する学生ひとりに対して、いくつの求人があるかを表す数字です。

数字が高いほど、相対的にみて学生は就職への間口が広がっているということです。


この度発表された2012年卒求人倍率は1.23倍でした。


この数値は2011年卒が1.28倍でしたので、

昨年より0.05ポイント低下しているということになります。


普段新聞記事を読んだり、

お客様先でお話を伺っている分には、

その傾向(=求人倍率が低下している)はあまり実感がなかったので、少し意外な数値。


各企業の担当、就職サイトの版元、学生はどう感じているのでしょうか。


ただ、企業規模別の傾向を見ると、

1000人未満の企業は倍率が高まっており、

1000人以上の企業は倍率が低下しているようです。


つまり2011年卒との比較では大手の採用枠は広がっているものの、

中小企業が採用枠が減ったということです。



今期就職活動の時期が長引く状況の中で、

来期(2013年卒)は、採用開始時期が後ろ倒しに・・・


先が見えにくい、新卒採用状況。

状況の変化にきちんと対応できるか否か。

ここが重要なポイントになりそうです。