こんにちは。木曜担当の杉本です
最近、じわじわと地元や大学時代の友人が
「Facebook」や「Twitter」をはじめたという話を聞くようになり、
ソーシャルメディアの世の中への浸透を
感じることが多くなってまいりました。
先日、NTTレゾナントとループス・コミュニケーションズが
企業のTwitter運用担当者を対象に実施した
「企業におけるソーシャルメディア活用状況」
に関する
調査の結果が発表されました。
ソーシャルメディア活用企業の目的は、
「企業全体のブランディング」と「広報活動」
という回答がもっとも多く、
それぞれ3割から4割という結果でした。
活用されていない企業でお伺いすると、
マンパワーの問題や、運用ルールの問題などが多いと思いますが、
現状、活用されている企業の運用チームは、
「1人」30.7%
「2~3人」31.9%
「4~5人」19.9%
ということで、1人で行っている企業も3割。
ただ、複数人で運営を行う企業も増えてきているようです。
また、ソーシャルメディアの運用ガイドラインの制定状況は、
「制定されていない」58.3%
「すべきことや禁止事項は文書化されている」32.1%
で、運用担当に一任されている企業が多いようですが、
そのうち従業員1000人以上の企業だけで見ると、
「制定されていない」25.3%
「すべきことや禁止事項は文書化されている」58.6%
「教育体制がある」20.7%
という結果。
企業として運用していくための
ガイドラインを整える必要性がでてきており、
既に着手されている企業も増えているようです。
また、驚いたのは、
ソーシャルメディア関連の予算として、
従業員100人以上の企業の8割が確保していること。
無償で活用できることに
フォーカスされやすいソーシャルメディアですが、
従業員1000人以上の大企業では、
「予算なし」は10%
「300万円以上」が34.9%。
で、「効果の測定が難しい」ものの、
今後、さらに積極的に活用していきたい
という傾向が強いようです。
活用している企業はまだまだ一部ですが、
今までマスメディアでしかできなかったものが、
企業主導で行えるようになりました。
ルール作りから、どのように活用するかまで、
着手するまでのハードルを感じられる方もいますが、
時代に合わせて企業として取り組むことに
目を向ける必要性がどんどん高まってきているようです。
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杉本恵美